おたじ 〜Raod of Otaku/OTAku oyaJI is No Dead!〜
ゲームレビュー
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ビデオゲームには古から、シューティングちゅうジャンルがあって、これがまた電子工学の進化の結晶を全て人間の動体視力の限界に挑戦することに費やす、という技術の無駄遣い度が無闇に高いジャンルなんだがソレのアーケードでの最新作で、人智を越えた弾幕で名を馳せたシリーズの3作目である。この漢字で『どどんぱち』と振り仮名を送るヤンキー濃度の高さがゲームの硬派な雰囲気を伝えているといえよう。メーカーはここ。→補足:なんかメーカーサイトのリンク切れてますね(^^;。
http://www.igs.com/tw/japan
今作の特徴は、まず機体のほかに一発緊急回避の種別が選べる。通常の所謂ボムであるBタイプと機体を敵弾にカスらせる事でエネルギーが溜まるEタイプって、まんまサイヴァリアのBuzzシステムだろうそれ。
その他、クリア後のパスワードをメーカーサイトに登録する事によって、インターネット上で全国ランキングに登録がする事もできたりするが最大の特徴はパイロットらしいキャラのイラストが無用に濃いという一点であろう。モリガンのあの蝙蝠ヘアーを地毛で結ってるお姉ちゃんってなんぼなんでもインパクトありすぎである。
このへん、妙に大陸的だなあとか思ったらライセンスが流れたらしく、製作は韓国で日本での流通がカプコンでメーカーサイトが台湾ちゅー事らしい。ああ、アジアンテイスト。
そんなアジアンなブツつーことで、プレイ感はどうか。結論から言うとこのタイトルを被せるのが妥当かどーかってくらいヌル目の調整が施されている。確かに一見弾数は多いが、前作までのこっちの逃げる方向まで見透かしたような弾幕のアルゴリズムは無くなっている。ちょっと腕に覚えのある人なら楽に見切れるだろうレベルである。グラフィックからBGMから似せる努力はよくしてると思うが、まさかプログラマーがプレイヤーに殺意を抱いてるとは思わないだろうから、そのあたりの根本的なところで違ってしまっている、というところだろう。
実際、このゲームのデキに関しては、以前のファンには大層評判が悪いらしく、CAVEのプログラマー氏までがブーたれてたとかいう噂も聞き及ぶ。気持ちはわかるがな。わかるけど、常人なら30秒でゲームオーバーになるようモノが商用コンテンツとして行き詰まるのは当然予想されるわけで、むしろ、何とか客層を広げようという前向きの努力をしてる分、実は今回のスタッフの方がマトモな神経をしてるともいえる。それをオレが気に入らないからという理由で一概に否定してしまうのはどうかと思うぞ。そこんところ作り手やファンはもーちょっと考えてみてもいいんじゃないのか。
とか色々ゴタクを並べてみたが、やぱし地毛モリガンにはかなわんよなあ。色々と。コスプレイヤーおらんか。
25周年記念つーことで、ここんとこ色んなトコで出てるガンダムゲーの一本。
一応シミュレーションゲームってことになってて、画面写真とかムービーとか見てると
ギレンの野望タイニーみたいな感じがするが、実はまるで違う。
ゲームは12人のパイロット+母艦からなる機動部隊と偵察部隊及び補給部隊からなる艦隊でマップ上を探索し、敵機動部隊とエンカウントしたらMS部隊を発進させての戦闘となる。ここでどちらかの母艦を全滅させたら勝利、となる。マップにはミッションが設定されており、それを完了した時点で面クリアとなる。
パイロットには白兵・狙撃・射撃・対艦といったスキルによる属性が付与されており、これが一種の3すくみとなっていて(対艦のみはちょっと特殊)これをうまく使い分けることが勝利のカギだ。
スタンドアロンモードで鍛えた艦隊で日本中のライバルと勝負、ってとこがゲーム雑誌なんかから見える情報で、基本的にはネット対戦で楽しむもの、らしい。
で、ネット対戦に出ようと思って練習用にスタンドアロンをプレイしてみる。
とりあえず、まず最初に部隊のエディットを行う。ここでは顔グラフィックと名前が変更できるが
顔グラフィックで性別が判定できないヤツがいるのが困りモノではある。特にゲームに影響することはないんだが、面終了時に感想を述べたりするんで
男らしい名前を付けたヤツがいきなり女言葉で喋りだすんでぶったまげる事がある。それはそれとして、どいつもこいつも一癖ありそうな面構えをしてて、
もしや厄介払いされたのではという不安が頭をよぎる。
まあそんなんで、ゲーム開始。指令を受信する。で、マップ上で自部隊にそれぞれコマンドを入力する。で、ターンを進めようと思ってメニューを開く
・・・・ない。いきなり操作方法不明。
あわててマニュアルをめくるが、このマニュアル、どこにもコントローラの使い方が書いてない。よーーーく読むと、たった一言
「Xボタンを押すまで時間は進みません」とだけ書いてあった。
普通そーいう重要なことはマニュアルの最初に載せるだろ。こっから先の展開に激しい不安がよぎる。
そうこうしてるううちになにかジングルが鳴る。敵艦隊発見の報である・・・
どこに。そうなんである。発見した敵艦隊の位置はプレイヤー自らけっして狭くはないマップをスクロールしながら視認する必要があるのだ。しかもジングルが1ターン1回しか鳴らないため、複数の艦隊が同時に発見された場合、見落とす可能性がある。部隊単位ではカーソルが飛ばせるんで、せめて第XX偵察隊発見、くらいのメッセージはくれてもバチはあたらないと思うんだが。
ひょっとして味方からキラわれてますか。オレら。
そんなこんなで敵発見、接触するとバトルスタートである。バトルは基本的にリアルタイム進行のコマンド入力式。まあヌルゲーマーでも何とかなる範囲だろう、とか思う。・・・このゲームの最大の敵はどうやらジオンでも連邦でもなく
マニュアルと操作系です。
このバトルモードの基本ルールは以下の通り。
・戦闘はユニット同士1対1のタイマン勝負。これに、援護機1機をプラスできる。
つまり戦闘は最大2対2。これを越えてユニットを1戦闘に参加させることは
できない。
・戦闘中のユニットを戦闘を中止させて離脱させる事は可能。しかし援護を中止する
ことはできない。
・1ユニットに対し、複数のユニットが目標設定することは可能。ただし、最初の
1機が 目標と戦闘に入った時点で他のユニットの設定は解除される。また、他の
ユニットが戦闘中のユニットに、目標設定することはできない。
・コマンド設定は、敵と戦闘すると解除される。戦闘が終了したユニットは何も
支持しないと、母艦に戻ろうとする。
まあ、こう書きだすとそんなに複雑じゃないんだが、問題は
これがマニュアルに書かれておらず、ゲーム中のチュートリアルも一切ない、という点だ。上は4時間ぐらい遊んでやっとオレが理解した範囲のルールである。いや、多分マニュアルの各項目をちゃんと吟味すれば書いてねえ、ってこたあないと思うんだが
ゲームのマニュアルってプログラム仕様書じゃないんだから、読んで操作が実際にできなきゃダメだろうよ。
まあ、マニュアルは読まれないことも多いんで手を抜くのもアリかとは思うがそれ以上に困るのが、このソフト、プレイヤーに対する情報のフィードバックが無闇に少ないのだ。 上のマップ画面での探索結果もそうだが、バトルではこれがもっと困りモンな状態になる。何がアレといって、
自軍ユニットの状態が一覧できないのが辛すぎである。その上ユニットが撃墜される寸前まで音声による警告もないと来てるんで、
自軍ユニットの戦場離脱や援護指示のタイミングを失って、気が付くとユニットがやられてるつー事がままある。
また、目標設定などの指示が実行できないとき
『なんでダメなのか』が表示されないので、かなりストレスがたまる。 慣れれば、そこそこ奥の深いシステムではあろうと思うのだが、その
奥までたどり着く前にたいがいの人は帰っちまうと思う。
この手の細かいアレコレの相乗効果で、自軍ユニットが3機くらいのオーダーならともかく十数機が参加するような乱戦時には本気で何をどうやっていいかわからなくなり、思わず叫びそうになる。
『何やってんの!』
そうなのだ。この思い通りにならない新兵器やパイロット、そして少ない情報を自分なりに処理しながら解決法をみつけていくつらい道程。
これって実はブライトさんシミュレーションゲームだったのだ。それならまあ納得がいくし、ガンダムゲームとしても斬新な切り口である。けどさあ、やっぱりシミュレーションすんならモテモテ高校生の方がいいや、オレ。
恋愛シミュレーション、ギャルゲーって色々言われながら結構デカいジャンルになってる。
まあ中身は
オトコの煩悩炸裂ファイアーな世界なわけで、それはそれで男のオレは好きなんだが、はたしてこの世の半分を形成してるオンナの子のこーいう恋愛な煩悩の世界ってどうなってるんだろう。
そこで、だ。『マイネリーベ』。ドイツ語で
『アタシのイロ』(超訳)というえらいストレートなタイトルを冠されたコナミのゲームボーイアドバンスド用の恋愛シミュレーション、ただし女性向の、である。これがどんなもんなのか。オヤジとしては気になるところであるんで、レッツプレイ、である。なんつったって
耽美だしな
まず、設定ストーリー。世界情勢風雲急を告げる1935年のヨーロッパの架空の島国クーヘンのローゼンシュトルツ学園。
この国では、国政を司る超エリートである「シュトラール」になるには、この学園の特殊クラスを卒業しなければならない。ゲームの目的は、このシュトラール特別クラスに在籍する5人(だけではないんだが、実は)の誰かから卒業式の日にダンスを申しこまれることである。
いきなりパンピーアウトオブ恋愛対象か。何かシビアである。・・・
耽美ってそういうものなのか?
この5人の顔ぶれは、正統派美形のオルフェ様、ダーク系ルーイ様、ワイルド系エド様、虚弱体質カミュ様、日本男児ナオジ様。・・・・
将来国政を司るクラスに、健康に問題のあるヤツや外国人がいていいのか。当時としては
激しくバリアフリーな体制の国家だぞクーヘン王国。いやこんな設定の強引さまで男物の恋愛シミュから引き継がなくてもなあ。
ま、そんなんで電源を入れてみる。いきなり
薔薇の園がGBAの画面に広がる。さすが耽美。ここで引く人ぁ引いちまうだろうなあ。婦女子の方々ってどうなのか。・・・
耽美って本当にそういうものなのか?
基本のゲームシステムは休日にデートその他のイベントをこなし、平日はパラメータアップのコマンドを実行、という流れで早い話がまるっきり『ときめきメモリアル』である。好感度を教えてくれるセクシーダイナマイツな保健室の先生がいたり、休日は電話ができたりする。
1935年のヨーロッパの小国で情報誌が出てるのはどうかと思うが。
ということで、『ときメモ』との差分を以下に上げていったほうがこのゲームの感覚をつかみやすいだろう。
まず、カレンダー。まあ平成日本と暦がいっしょなわけはないんでこれは当然だが、ときメモなんかと決定的に違うのは長期休暇が1日ごとに休日扱いである、ということである。これがあるおかげで、キャラの好感度調整は非常にやりやすい。ただ、これカレンダーが違うのに、ゲーム中でカレンダーが見られないのは2001年のゲームとしては欠点であろう。
次にデートシステムだが、デートの前に着て行く服が選べるのが大きな違いである。
同じ服を続けて着ていったり、相手の気に入らない服を着て行くと露骨にイヤミを言われる上、好感度がベタ落ちるので要注意である。割と面白いんでぜひギャルゲーにも採用してほしいシステムではある。
けどな、普通そういうことは
思っても言わないのと違うのか。クーヘン王国のしきたりなのか?だったらヤな国だぞおい。
なお、このシステムは実は体調とストレスに関係していて、あまりストレスをためたり体調を崩したりすると
体形が標準外になって着れない服が出てくるので要注意である。シビアな世界だよなあ。
で、最後に最も大きな違いは同性の友人の存在であろう。主人公には入学時に知り合いになる3人の女の子がいる。恋のライバルかつ友人である彼女たち。そのプロフィールは、
ヴィルヘルミーネ:常に自分が注目をあびていないと気がすまない。
マリーン:小さい頃から何不自由なく育ったため、わがまま。語尾に必ずちいさいア行がつく。
オーガスタ:常に冷静で他人を見下したような態度をとる。
ヤな女ばっかし。ギャルゲーの恋愛対象になってもぜってえクリアしてやらねえ。
ここでムカつき度最大のオーガスタに電話してみよう。
「・・・どういう風の吹き回しかしら」
(外出のお誘い)
「・・・あなたにのために割く時間はないわ」
ガチャン
ヤな女である。
「(なによもー、使えない奴!)」
・・・
すいません。オレもヤな女でした。
そんなにまでして付き合わなくてもよさそうなもんなんだが、このゲーム、同性の友人と適当に付き合わないと、
女性キャラが悪いウワサを振りまいて爆弾を炸裂させるのだ。そんなトコまでときメモから継承しなくてもなあ。
ちなみに後半になると、好感度が高いシュト様がほぼ毎週、廊下でデートに誘ってくるため、マメに好感度をチェックしないとエラい事になる。なお、爆弾が点灯しただけで、他キャラの好感度も落ちるんでプレイ時には注意が必要。
このゲーム、ディレクターが女性なせいか、
マイキャラを含めた女の子には容赦がない。男がプレイすると実は一番キツいのはこのへんかもしれない。女の子は優しくて可愛くあってほしい、なんてのは男の身勝手だってのはわかるが、ちと現実のおねえちゃん付き合いに疲れたオヤジには
こーいうリアリティは辛いところがある。まあ、実際の女の子の恋愛感ってのもこーいう所あるんだろうな、っていうのもリクツではわかるんだが。
ゲームとしてのモロモロをにちょいとコメントすると、BGMや画面は基本的に上品で好感が持てる。ただ、グラフィックは渋いのはいいんだがGBAの画面っに暗いので、地味、というよりも発色が悪いようにしか見えねえのが辛いところである。
ルーイ様、あなた顔色が死人です。
操作性は可も不可もない。ただ、デートの日にカーソルが自動で移動しないのでボタン連打には要注意。
ゲームとしての難易度はそこそこ。ボーイズっぽい要素も多少アリ。ギャルゲーマーなら割切れば、これはこれで結構楽しく遊べると思う。
全体的にシナリオとかはあまり耽美じゃない、つーか結構骨太である。どのへんが耽美なんだろう。やっぱし
薔薇なのかなあ。
何にせよ女の子の恋愛って大変だなあ、とか思う一本ではある。