おたじ 〜Raod of Otaku/OTAku oyaJI is No Dead!〜
ゲームレビュー
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いやウチのゲームレビューってよく見るとソレ系の麻雀が意外と多かったりするのだが、ビングがリリースした最新のソレ。
ミもフタもないタイトルとこの手には珍しく4人打ちという点がが、本格的な麻雀ソフトかと思わせる。キャラデザがアニメ版「ラブひな」を手がけたうのまこと氏で美少女方面もバッチリ。ただ登場キャラは眼鏡っ娘、ロリ、お姉さんという相当に特殊なラインナップなのが一抹の不安材料。
OPアニメに何やら電脳ジャックイン娘とか機動戦艦艦長娘16歳とかサービスサービス姉貴とかのパチもんが盛大に出ててそのへんも選べるのかとも思ったが、どうもこの3人固定らしい。じゃあジャケット裏に写真載せるなよ。
というわけでゲーム起動。デモのアニメが流れる。学校の屋上、内気そうな眼鏡っ娘がもじもじしながら、立っている。開口一番。
『私、上級生になっても符ハネができないんです』
・・・・・・・いや
美少女と麻雀のかつてない完璧な融合なのは確かだが。
ちなみに本編でもマニュアルでもストーリーに一切言及がないんだが、どうもプロ雀士を育成するための高校に新任教師として赴任してきたオレという事、のようである。整合性があるのか破綻してるのかよくわかんない世界観ではある。
で、まあ何かウヤムヤの内に卓を囲むことになる。インターフェースは標準的な4人打ち麻雀。
ただ、囲んでる女の娘の顔グラフィックが、卓の上にオーバーラップして、時々台詞と一緒にアニメする。これはこれでギャル系麻雀として正しい方向だと思うが、実は捨て碑がよく見えなくて、ほとんどの場合消さないと麻雀にならない。そーいう事なんであまり意味のあるフィーチャーではない気もするんだがちなみに捨て碑表示を消してギャル絵を生かすあらゆる意味で漢らしいプレイも可能。
また、基本的にフルボイスで、色々と無駄話をしてくれるのもメリハリがついて結構いー感じ。しかし無駄話がフルボイスなのにも関わらず、『カン』とか『ポン』とかのプレイ中の宣言ボイスが1種類しかなくて、誰が鳴いたのかちっともわかんない。ホントに麻雀させたいのか?
ちなみに女の子がリーチをかけるとアニメが表示されるが、このあたりを含めて読み込みは早く、ストレスなく楽しめるのは美点である。
ま、こんな感じでゲームは進むのだが、肝心(なのかどうか怪しくなってきたが)の麻雀部分はというと、今時珍しいほど潔いツミコミ&決め打ち系のイカサマアルゴリズムである。なんせ4人で東南回しの半荘4周打って、流局が一回だけ。これ、麻雀やってない人にはよくわかんないと思うのだが、野球で言うと、毎イニング満塁ランニングホームランが出るくらい異様な状況であると思っていただくと良い。まあまっとうにシミュレーションしてたらまず起こり得ない状況である。
ちなみに、流れた一回はCPUプレイヤーの四家立直。ずいぶん色々な麻雀ソフトやってきたが、ここまでヘンのは始めて見た。ホントに「思考」してるのかどうかすら怪しい。
他のギャル部分のできがそこそこなのに麻雀のエンジン部が、まるで作りかけでプログラマがバックれたんではないかと思われるようなアンバランスさでいや単なる思いつきなんで気にしないでほしいんだがまさかそんなこたあないよね?
その昔、日本陸軍の参謀本部は米軍に対し『敵の火力は強力だが、火力がなければ米軍は弱い』とか言うトンチキな分析をしていたらしいが、それに倣うと『マージャン部分はひどいが、マージャン部分がなければ、割といいソフトである』といえる。
看板に思いきり偽りアリ。
1995年にリリースされた、アーケードの落ちモノパズルゲー。ゲーセンのレゲーコーナーに何気に入ってたんで、ちょっとプレイしてみた。
モノとしては、『ぱずる玉+ぷよぷよ』である。消すのは熱帯魚、おじゃまぷよに当たるのが「氷」で、これを任意のタイミングで相手に送ることができるのがシステム的なミソ。この「氷」、時間経過と共に解けてなくなるんで相手のフィールドを埋めても安心できない。このあたり、システムとしてはよく考えられている。
まあ、ここまでだと「ちょっとシステムに凝った落ちモノ」くらいになのだが、ある余計なフィーチャーがこのゲームのインパクトを絶大にしている。
このゲーム、この頃リリースされたの落ちモノの定番としてプレイヤーキャラが選べるのだが、それらがどういうわけか全部魚介類、具体的には、イルカ、サメ、シャチ、マンボウ、タコ、イカ、クジラ、タツノオトシゴといったところなんだが、これがギャル風に書きなおされているとかそんなのではなくまんまタコイカのリアルなキャラ。VS画面に並ぶタコvsマンボウ。こんなシュールなゲームがこれまであっただろうか。で、こいつらパワーが溜まると魔法使いやがるんだからたまらない。お前らただのイカタコだろーが。
ゲームのソフトウェア的な部分ははっきり言ってプアである。入力が1テンポ必ず遅れる感じで、殊に相手への「氷」の送りがすぐに行かないのはシステムに関わる部分だけにキツい。まあ、出まわらなかった主たる原因はこのへんだと思うが、それはそれとして企画からロケテの途上で、魚介類がマイキャラって誰もヘンだとか思わなかったのか。
ゲーマーがスポットで「サメとタコのダイアグラムって4:6くらいだよね」とか「タツノオトシゴ萌え〜」とか会話すると思っていたのだろうか。
発売元はExcellentというメーカーらしいのだがオフィシャルサイトは閉っている。さもありなん。
20世紀は、様々な素晴らしいコンテンツを産んだ。しかし、その一方でんなモンも産んだということも新世紀に記録すべく、ここに書き残しておく。まあ、どっかで見たら、この狂った世界を堪能して欲しい。仙台地区の人は、2000年12月9日現在、ホウセン(旧ボンボン会館)で稼動中だ。
20世紀の記録をぜひ。
20世紀もあと1ヶ月を残そうかとゆー時期に、何でだかアーケードでのフェイバリットが、このアリカ/カプコンTETRIS The Absolute2なんである。一応お約束に則って対人戦モードなんぞもあるんだが、もっぱらグランドマスターモードをここんとこ黙々とプレイする日々だったりするのだ。
未プレイの方の為に「グランドマスターモード」を説明すると物凄く難しい単なるテトリスである。いや、ほんっとーにただのテトリスなんだこれが。
元祖セガのアーケード版や本家BPSのコンシューマ版ですら猿やらロシア人やらでデコレーションしていたもんだがそーいうフィーチャーすら(一応背景はなんだか良くわかんない絵が入れ替わる)なく、アイテムやら追加ルールもなく、999+αラインを消し切るのが目的、つー潔いゲームデザイン。但し、難易度は半端ではない。
最高速あたりの状態になると、画面上にブロックが出てからの左右移動はほぼ不可能、ちゅーか見てから操作不可。回転も1回転させるのがいいところである。じゃ、どーするのかというと、ここで実はこのテトリスの最大の特色が生きてくる。どーいうもんかというと『回転に先行入力が効く』という一点である。
つまり、こいつである程度以上のスコアを出そうとすると次ブロックの形状を見極めた上で画面に出る前に回転をすませておく、というテクニックが要求されるんである。アーケード版には珍しく回転ボタンが左右別に分かれてるのだが、これも実はこの『画面外回転』と合わせることで、有効性が大きくなる。これを使って、着地した一瞬にブロックを転がして隙間に突っ込む、という事になりそんなこんなで400ラインを越えたあたりで既にかなり高度なスティック捌きを要求される。ちなみに、画面上に5ライン以上のブロックを残してると、速度が上がった時に即死の可能性がある。こんな具合でありていに言ってテトリスでお手軽に遊ぼうと言うプレイヤーにはまるで薦められない。
じゃあ何がこいつの魅力か、というとそれはなんつってもプレイヤーに対する剥き出しの殺意であろう。いや、アーケードゲームってのは基本的に客とキカイの100円を賭けた真剣勝負である、っつーメッセージがひしひしと筐体から伝わってくる。ここんとこのアーケードにはついぞ見られない潔いスタンスであって、いやそれゆえオレみたいなゲームがないと手が震えるよーな人種を惹きつけるんであろうな。つか、そーいう人種でないと新作だと思わないと思う。普通、デモにギャルの一人も置くぜ。
まあ手が震える繋がりで(なんだそれ)言うとドライジンをラッパ飲みするみてえなゲームなんだよなあ。アミューズメントよりもゲーセンに置かれるべきゲームだろうね。てなわけで寿命とか出回りとか難しそうだなあ。
ちなみにPSのさくらテトリスも同じスタッフだそうで、してみるとアレはスクリュードライバーか。