おたじ 〜Raod of Otaku/OTAku oyaJI is No Dead!〜
ゲームレビュー
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例のアレを題材にしたプレイステーション用のゲームで、考えたらオレこの映画劇場に見に行って小説も買ってゲームも買ってひょっとして
オレ日本一のガンドレスファンですか(すげえイヤ)。
ちゅうわけでゲームの画面とかは
ここ参照。
まあ、とは言っても映画がアレだからと言ってゲームがソレとも限らないわけで、ここはひとつ先入観抜きでプレイしてみたいと思う。
なるべく。
ちゅーわけでどんなゲームなのかと思って、ショップでケース裏を見る。売り文句として
「士朗正宗氏の設定協力によるハードボイルドムービーのゲーム化」
と書いてあるんだが、その下には
「胸キュンあり、ドタバタあり、絶体絶命ありの全7エピソード」
ハードボイルドムービーが
何で「胸キュン」だ。もうこのあたりから
アレなオーラがギンギン。いやぁ大期待。これは買わずにはおれんだろう。レジに行ってやたらと強気な値付けにビビリつつ購入。
こんなにワクワクしながらゲームの買うのって久しぶりかも。本気でダメになりつつあるなあオレ。
そんなこんなで買って帰り、CDをPSにセット、電源を入れる。まずお約束のポリゴンムービーのデモ。・・・・何だろう、この
「ときメモ2」のコマンド実行画面のキャラの等身を上げたみたいな奇怪なモデリングは。天使らしいのが廃墟に舞い降りるイメージなんだが、これだったらバーチャロンのエンジェラン
(註:ロボ)の方がまだ人間(天使だけど)らしいです。まあムービーだけで期待させるサギみたいなゲームよりは数段マシだとは思うが、
逆効果という日本語の意味をスタッフが理解してくれることを切に望む。
ゲームそのものはサクラ大戦フォーマットのADV+SLGである。ゲームが始まると、まず、原作の設定が軽く説明され、プロローグが始まる。まあいわゆるサイドストーリーなのだが
始まって1分ほどでシナリオライターのダメっぷりが発覚。
原作のキャラ設定がまるで説明されないので人間関係が謎。その割にキャラクターそのものが元のアニメと微妙に異なっており、
「原作を知らない人間には不親切で知ってる人間には違和感ビシビシ」という素晴らしい脚本に仕上がっている。作品に登場するパワードスーツの呼称を
「ランドメイド」と一貫して誤記(正しくはランドメイト。音声でも言ってるので、テキストの誤植ではない)してるとこなんか見てもシナリオライターが
映画のシナリオすら読んでないのは明らかで、
気持ちはわかるがそらマズいだろう。
テキストといえば、移動選択時のメニューの日本語もヘン。表示方式は選択肢+状態なのだが
「市庁舎一時的に行けない」とか「会議室選択できます」とか「戻ります選択できます」とかハワイのポン引きかおまえわ。上記の「ランドメイド」と言い、スクリプトとかのチェックって誰もやらなかっものと思われる。
このアドベンチャーシーンだが、一応美少女ゲームなのに、キャラの表情パターンがほとんどなく、
笑ったままの表情で「面倒なことになったわ」とか報告してくるのがとてもステキ。
そんなこんなで(いや
書いてるとキリがないのではしょった)アドベンチャーをこなして戦闘に入る。戦闘のシステムは、いわゆるSRPGと比較するとちょっと異色である。
まず、開始直後はマップの全貌が不明で、移動しないと視界が開けない。これはメンバーの一人、ミッシェルのランドメイトをコンピュータ端末に接続すれば全マップの表示が可能となる。
また、
武装に固有の射程が存在しないのも特色のひとつだ。このゲームのマップは「不思議のダンジョン」シリーズのように、いくつかの部屋を通路で結んだ形になっているのだが、このゲームの
武器の射程は銃器、格闘武器を問わず、この1部屋全部である。移動後すぐに使用できる武装も一般的な格闘系ではなく、速射砲タイプのハンドガン系となっている。
ちょっと見はかなり妙な感じのシステムだが、このゲームで扱う戦闘が廃ビルの一室などのでのクロスファイトであることを考えると、
実は非常に理にかなったシステムである。要は、
特殊部隊がドアをブチ破って突入し、いきなりバラバラ弾を撃って敵を制圧、ちゅうシチュエーションを再現しようとしてるのだ。
また、このゲームは経験値や気力という概念がなく、ボス敵以外と戦うメリットは全くない。つまり、なるべく戦闘の少ない突入ルートを考える必要があるのだ。
このように、実はちゃんと作ってあれば、緊迫感のあるいいデザインのゲームなのである。問題は
ちゃんと作ってないことだが。
で、実際の戦闘はどうか。まず戦闘が始まるとマップが表示される。これがまたスーファミの女神転生のオートマッピングみたいなグラフィックで、なんか
ファミコンを通り越して8ビットパソコンのゲームを彷彿とさせる。しかも、キャラゲーなのに演出が凄まじく淡白で、必殺技以外ではカットインすらしない。このため、戦闘マップは
タルい以外の何物でもない。
一応、攻撃時にはポリゴンで描かれたランドメイトの攻撃アニメーションが表示されるが、これがオフにできないのもテンポを悪くしてる。
ちなみにこの攻撃アニメのモーションは多分
このゲームで一番手間ヒマがかかっている。ユン・ケイのクムガンはちゃんとテコンドーの動きをするし、ミシェルのトリュフ・アンの
素手格闘攻撃時の駄々っ子モーションなどは必見である。1回だけでいいけどな。
なお、敵とライバルチーム(いるんだこれが)の思考ルーチンは
馬鹿なので
ないものと思っていいと思う。
もうひとつ、このゲームを語るときにハズせないのが音楽で、なんでだか
全編寄席みたいな能天気なBGMが終始鳴っている。戦闘シーンのBGMの緊迫感のなさも特筆モノだが、さらに輪をかけてすごいのがアドベンチャーパートの音楽で、
何が起こっても平常時の明るい音楽が鳴りっぱなし。
ぽこぺん ぽこぺん ♪
どっかーーーーん
ぽこぺん ぽこぺん ♪
「市庁舎が爆破されて、市長が誘拐されました」
ぽこぺん ぽこぺん♪
こんなとこでウケを取ってどうするのか。
とまあ、まだ1時間強しか遊んでないのにこんなにツッコミどころの多いゲームも珍しい。
しかし、アニメの評判を知っていながら何で
こんなモンをいまさらリリースする気になったのか。せめてゲームだけでも、とかは考えなかったのか。
まあ、原作付ゲームとしては
「原作の雰囲気を忠実に再現」してる事は充分評価できると思うのだが、
誉めてるわけではないので注意するように>スタッフ。
早い話がDC版グランツーリスモ。
いやなにもPSにあるもの全部そろえんでもいいと思うんだがね。まあともかく、そういうソフトだ。大量のパラメータを工学的に計算したリアルさと自分で設計したクルマで走れるのがウリ、ってことでレッツプレイ。
・・・・何でこんなに難しいんじゃぁぁ!。
・・・失礼。つい叫んでしまった。難易度の問題はさておいて(おいちゃだめなのだが)、他のポインツを先に 。
リアルをウリのひとつにしているがとそれほど強烈なリアリティはない。ただ、挙動そのものはそれなりに納得できる。アンビバレンツな言いかただが「リアルではないが理にはかなっている」、という感じである。なんというのか、数値シミュレーションをやらされている、という感覚が一番近いかもしれない。
特に凄まじくシビアなクオリファイを持つチャンピオンシップモードをプレイしているとあらかじめ想定されたベストな走りを見つけ、それをトレースすることが最終目的のような印象が強い。テクノっぽいBGMも手伝って、プレイ中は異様にクールダウンする。
いや、けして盛り下がるわけではないのだ。気がつくと1時間以上コントローラを握っている事もあるんだが、なんちゅうのかアクションゲームではなく、将棋とか戦術シミュとかの思考型ゲームをプレイしてるような感覚に襲われる。
また、グランツーリスモのように、チュートリアルをこなしながらではなく、いきなりコースを走らされ、そこで各種のテクを自分で体得しなくちゃいけない、っつーのも、ゲームというより修行とか訓練とかという趣で、ひたすらもうストイックである。
はっきり言うとこれは万人がお手軽に楽しめるゲームではなく、本気になれるプレイヤーにしか薦められない。ちゅうか、オレはもう走れません。お母さん。オハギおいしゅうございました(弱気)。
しかしせっかくのキラータイトルになりうるソフトをなぜここまでガチガチにチューンするのだ。いやマジメなのはいいんだが、このゲームの最大のウリである自前のクルマ設計までたどり着けずにやめちゃうプレイヤーかなりいると思うぞ。
あ、それからレーシングコントローラー必須ね。マシンによっちゃステアリングが強烈にナーバスなので、純正コントローラーだとヘタすっと直進不能。
久しぶりに買ったギャル抜きのPCゲームである。
趣向としては、一種の架空戦記ものである。ただし、佐藤大輔や横山信義などのシミュレーション系ではなく、荒巻義雄や霧島那智などのこうだったらいいなあ戦記である。
このゲームのキモは「自分で軍艦を設計できる」ことである。確かにこれ凄い。武装、船体からボイラー・タービンまで設定でき、兵装の配置までいじれる。その気になれば「紀伊」とか「Z級」とかのいわゆる「幻の超兵器」まで設計可能である。しまいにゃ「怪力線」なんちゅーのまであるんでかなりトンデモな設計にも耐えられるようだ。そういう意味では軍艦マニアのツボを突いてると言っていいだろう。ウォーターラインシリーズを作りまくった身としては、大いに惹かれるものがある。
で、その設計した艦を使ってプレイするゲーム本編だが、一応、内容は「アクションゲーム」となっているが、実態は撃って避けるだけの古典的なシューティングゲームである。まあそれが、「鉄の浮きたる城」を実感できるモノならそれでもいいのだが、ほんとに単なるシューティングなのである。
一応ゲームの流れを解説すると、「ある目標を破壊する」とかのミッションを与えられ、手持ち部隊の艦艇を改造・強化し、戦場に突入、敵の攻撃をかいくぐって目標撃破、というのが流れだが、このミッションというのを全て一隻で出撃してこなさないといけないのである。もうこの時点でゲームデザイナーが海戦の魅力をゲームに再現しようなどとは露ほども思っていないことがわかる。
海戦を扱った多くの架空戦記が「XXの艦隊」と謳ってるのでもわかるように、海戦の華というのは荒波を蹴立てて進む艦隊同士の対決である。海戦をテーマとしながらそれをあっさりオミットするというのは凄いコンセプトだと思う。「アクションゲームだからできなかった」という言い向きもあるだろうが、ドリームキャストの「フレームグライド」や「ガンダム外伝」では、CPUが動かす味方機に指示を与えるという形で多対多の状況をアクションゲームとして成立させているのだから、3隻編成程度の艦隊の動きをアクションゲームとしてデザインすることは充分可能なのである。それをやらないと理由というのはめんどくさかったから以外にあまり見つからないのだが、まあそれはそれとして一つの見解かもしれないとか思っても、「駆逐艦一隻で敵艦がウヨウヨいる海域を抜けて空母を撃沈する」ミッションとかってどっか間違ってると思わなかったのだろうか。それ大和の沖縄特攻に勝るとも劣らないスゴいミッションだと思うんですが。
まあそれでも実際のゲーム画面が良ければまあ許すとしよう。で、レッツプレイすると、これがまたコダワリが微塵も感じられない。だいたい、敵艦が単なる「駆逐艦」「空母」「巡洋艦」なのはどういう事か。自分の設計した軍艦で歴史上の有名艦と相まみえたいとは思わなかったのか、というかそう思わない奴にデザインさせるなと言いたいんだが、他にもこのデザイナー、どうも「駆逐艦がパワーアップすると巡洋艦になって、巡洋艦がパワーアップすると戦艦になる」という風に考えているようで軍艦をほんとに理解してるんかおまえ。
「ふちん空母しなの」の大庭詠美ちゃんさまとレベルかわんねえぞそれ。
と言うように、軍艦ファンになればなるほど許せない要素満載のソフトだが、これがコーエーブランドで売られているのは詐欺だと思うがどうか。
付け加えておくとシューティングとしてはそこそこ面白いです。まあアクションRPGだと思ってプレイするんであれば悪くはないと思うけどねえ。
それからポーズ機能がないのだけどうにかならなかったか。電話の犠牲になった艦が3隻ほど。
追記(2.8)→と思ったらF12キーでポーズかかります。失礼しました。つーかマニュアルに書けよう
年末に出たPSのゲームで、これ以上ないってほど内容をよく表わしたタイトルが目を引く。
内容は、未来からやってきた3人の美少女といっしょにロボットに乗りこんで、侵略者と戦う、という何か考え付いた人とあんまり友達になりたくないような趣向。ウリのひとつとしてキャラデザにあの桂正和を起用している。
タイトルロールのうち、ラブの方は桂正和美少女がバリバリ動く綺麗なアニメパート。デストロイの方はバランスお手ごろなロボ3Dシューティングで、これだけだと「アニメがごほうびのシューティングかー」とか思うだろうが、実はかなり凝ったゲームデザインがなされている。
この自機のロボット、平たく言うと「コントロールコアになる美少女との好感度が上がるとパワーアップする」という設定で、(そこ、引かないように) その好感度をアップするためにはシューティングの最中に○ボタンを押して話しかければいい。ここでアップした好感度により、アニメパート部分が変化するという趣向で、恋愛とアクションの双方の要素を巧みに組み合わせているといっていいだろう。けどそれが楽しいかどうかはまた別である。
この戦闘中女の子と会話する、というのはいいアイディアだと思うのだが、実際にプレイすると、いかんせんこの3Dシューティングの部分がまたアナログコントローラをフルに使う仕様のため、ものすごく忙しい。その上、女の子と話さなくてもそこそこ面白いのが困りモノで、女の子との会話を常に意識していないと確実に忘れる。逆に女の子を意識しすぎると、今度はコンセントレーションがかなりそがれて、シューティングの方がおろそかになってしまう。で、アドベンチャー部分がおざなりなもんだったら、別にかっ飛ばしたってかまわないんだが、アニメパートもちゃんと面白いから困る。
なんかカツ丼の付け合せにカレーの山盛りを出されたみたいなゲームである。なんていうのか、各部分を取り出すと水準以上なのに、全体でみるとどうもうんざりしてしまうのだ。
だから、上の状況をわずらわしいと感じず、かつこの大タワケな設定と世界観を容認できる度量があれば買って損はないはずだ。ただ、人間ラブとデストロイを両立できるよーにはあんまり出来てないような気がするがそのへんどうだろうか。
ところでこのゲームの攻略本がVジャンから出てるんだが、これアドベンチャーパートがエンディングまで全掲載されてます。「ラブ」の人はソフト買う必要ないかもしれません。
よかったね。スタッフに堀井雄二いなくて。
去年の年末にこっそりと出たソフトで、ゲームボーイカラーと機動戦艦ナデシコと麻雀といういったいどういうマーケをやったら出てくるのか謎の企画である。しかもカラー専用だし。
まず最初に言っておくと脱ぎません。まあウリビーとかとも打てるので脱がれたら困るし(そういう問題ではない)。
ストーリーモードは、ナデシコ艦長の座をかけた麻雀大会にミスマル・ユリカが挑むとゆー、まあ原作のアニメにもありそーなネタ。麻雀そのものはオーソドックスな二人打ちの麻雀ゲームである。オマケ要素は結構多く、ストーリーモードをクリアしていくとトレカのパーツがもらえ、集めたパーツで完成させたトレカをゲームボーイ用のプリンタに打ち出せたりする。麻雀の初心者(このソフトを買う層には案外多そうだ)にもイネスさんのルール説明があるので安心だ。
ってなわけでストーリーモードを起動してみる。・・・・すいません。牌見るのすげえ辛いんですが。やっぱりゲームボーイで麻雀って無理あります。
しかもこいつ生意気にもカラー専用なんでスーパーゲームボーイに繋げないんである。これって1プレー30分が限界だと思うのだが、途中でやめようにも中断コマンドがなく、一勝負事のオートセーブしかないのだ。そんなわけでプレイしてると「ナミダがとまんニャイ」状態になる場合があるので、既に老境にさしかかったゲーマーにはお薦めしかねる。
まあこのへんはハードスペックの問題でしょうがない(つうか企画の時点でムリあり)んだが、実はこのソフト、もうひとつ、麻雀ソフトとしては恐らく唯一無二の仕様がある。このゲーム、なんと相手の得点がどこにも表示されないのだ。つまり自分が勝ってるか負けてるかよくわかんないとゆービデオゲームとしてはすさまじくアナーキーな仕様なのである。
で、これつまんないかと言うと、実は案外楽しいのだ。上記みたいな欠点はあるものの、思考ルーチンなんかはそれなりにちゃんと作りこんであるし、各キャラとの会話もそれっぽい。各キャラらしい、というだけではなく、実際に麻雀を打ってるときの会話っぽい雰囲気がよく出ている。「トマト」なんて符牒、久々に聞いたぞ。ちなみに、捨て牌が同じ牌を左右にはさんだ形になった時に(中發中とかね)言う。CPUがたまに盛大にチョンボカマすのも、妙に人間くさくていい感じである。ちゃんと麻雀を打っているときの「場」の感じを知ってる人間が作ったのだろうと思う。こーいう「友達麻雀」的なソフトって案外ないんで、その意味では貴重かも。でもルリルリだしなあ。
これ、このコンセプトでDCとかで真剣に作り直したら案外いいゲームになるのではないか。とりあえず、もっと目に優しいソフトにしてくれい。