私はここにいる。でも私はここにはいない。私の心はここにある。でも私はここにはいない。 それでもあなたは私を好きでいてくれますか? 私を愛してくれますか?
名前:まふゆ 年齢:21歳 誕生日:1982年6月29日 CV:皆川純子 笙子までのキャラクターをクリアすると登場する隠しキャラクター。 札幌に到着し、親友森永冬真との親交を暖める主人公。 そんな時、主人公は大通公園で偶然一人の女性に出会う。そしてそれは冬真の親しい友人でもあるらしかった。 何度か出会いを重ねるうちに、彼女に惹かれていく主人公。だが、彼女と冬間の間には重大な秘密があった。 親友と変わらぬ友情を誓った証が、まふゆの懐から落ちたとき、主人公は全てを悟る。そして・・・。 ススキノのナイトクラブ・ブルーミンのホステス。 性格はかなりハイテンションに見えるが、恋愛関係には真摯で純粋。半ば『叶わぬ願い』のように思っている節がある。 実は主人公の親友、森永冬真その人である。性同一障害といういわば『十字架』を背負い、高校時代から主人公への叶わぬ思いに苦悩していた。 基本的に開放的で明るい性格。高校時代、というか男として生活している時は(当然だが)意識して『女性の部分』を押さえ込んでいるものと思われる。 将来の夢はインテリアデザイナー。センスは親譲りのようである。 主人公と結ばれないとかなり不幸になりそうな、という意味で、温子と対を成すいわば裏ヒロイン。彼女がいることで、このゲームは恋愛ゲーム史上に残る問題作となったといえる。
KeyWords森永冬真(もりなが とうま)CV:皆川純子主人公の高校時代からの親友。現在は札幌で大学生をやっている。サッカーが好き。高校の部活動だけではなく、大学でもサークルでプレイしている。 性格は、物静かだがややニヒルなところがある。 高校時代はとにかく女にモてた。まあ女性的ともいえる美少年で、サッカー選手でもある行動派、そして見かけに寄らず女性に対しては非常にストイックな面をもつ、いわば『硬派』とくれば、まず女の子が騒がないわけはない。 だが、彼の心は別のところを見ていた。いや、それは正確な言い方ではない。彼は『彼女』だったのだから。 森永夏花(もりなが なつか)CV:吉武範子冬真の母親。 著名な女流画家。職業ということを越えてともかく絵を描くことが好きで、創作を開始するとそれに没頭してしまう。そのためか、冬真の父とはかなり早いうちに別れている。 また、突然恋人に会いに海外旅行に出かけてしまったり、と芸術家らしい奔放な一面もある。作風は相当にアブストラクトらしい。 そんなリベラルな彼女でも、やはり母として一人息子の冬真に関してはかなり心を痛めている。 仕事にかまけて親として充分なことをしてやれなかった、という思いもあるのだろう。 できれば社会的に適応してほしい、と願っていた。しかし、冬真を受け入れてくれる男性が現れたことにより、その考え方は微妙に変わってくる。冬編ではかなり吹っ切ったようである。 最初に札幌に行った時隠しキャラは絶対この人、と思ったんだよなあ。まさか息子の方とは普通思わないもんなあ。 ちゅーか、この人のシナリオ明らかに削除されたっぽい跡があるんだが。札幌編初日のCBSとか、『美人』・『タイプ』・『似てる』でシナリオ三分岐だったんじゃないんかなあ。 ものすごい泥沼シナリオになりそうではあるが。 冬真の父現在では、夏花と冬真の元を去っており、生死すらわからない。冬真が顔を知らない。ということは、ものごころがつく前だから、出て行ったのはかなり以前という事になる。 夏花が『夫』と言っていなかったり、写真を全て処分してしまっているあたりに深い事情が垣間見える。 冬真の人格形成にも何かしらの影響があったものと思われる。 携帯ストラップ冬真との夏観光で買い求め、オソロになってしまった雪だるま型マスコットの携帯ストラップ。『北へ。』というなにやら意味深なメッセージが刻まれている。本シナリオ最大の重要なキーアイテムである。 もちろんこのマスコットは、前作以来のシリーズのシンボルキャラである。セーブデータにもいるぞ。 バレンタインチョコモテモテ冬真は、高校時代にともかく大量に貰った。その中の一つを主人公におすそ分けしようとして、『本命チョコだからもらえない』と断られる。もちろん、冬真には主人公の言いたいことはよくわかっていた。どんなに思われても、その気持ちに答えてもらえないことの悲しさを誰よりもわかっていたのは彼自身だったのだから。 しかし高校時代の主人公、いいヤツである。冬真が惚れるのも無理はない。 白いトマト夏編の山場にして夏花の謎かけ。もちろん冬真の事について、だ。『白いトマトを、どう認めるのか?』ここまできたら、もう答えに迷うことはないだろう。 まふゆが将来開きたいと思っている店の名前でもある。 それはそれとしてここでの酔っ払う夏花母さんは妙にソソられるものがある。つくづく攻略シナリオがないのが惜しまれる。 まふゆの客夜のススキノで目撃できる、まふゆが見送りする、ブルーミンの客たち。みないいトシの、しかも、けっこうな社会的地位がありそうな人たちばかりなのが何とも。まふゆの手馴れた客あしらいも見所。 でも、名前がスーさん、乱さん、幹さんて、あんた。ハートのエースが出てこない♪。そりゃみんなスペードのエースだもんなあ。 性同一障害夏花曰く『体は男の子だけど、心は女の子なの』。医学的には『生物学的には完全に正常であり、しかも自分の肉体がどちらの性に所属しているかをはっきり認知していながら、その反面で、人格的には自分が別の性に属していると確信している』状態と定義される。多くの場合、身体的な違和感や嫌悪感、また社会的な疎外感に悩む。→参照。 けして精神的・肉体的な疾患というわけではなく、人格形成の特殊なパターンのひとつであると考えた方がいいだろう。 だが、伝統的な社会的・文化的な通念からすると完全な異端者であり、多くの患者(厳密には病気ではないのだから、こういう言い方もどうかと思うが)は迫害や偏見に晒されてきた。このあたりは、ゲーム中でもブルーミンのママや夏花が語ってくれる。 日本ではようやく社会的な認知が端緒についたような状態で、医学的な対処や法制度など、問題はまだまだ多い。 豊平川緑地 ウォーターガーデン(とよひらがわりょくち うぉーたーがーでん)札幌市の南24条付近の豊平川の河川敷にある。その名の通り、水系を中心とした施設がある公園。冬真が考え事をする際によく訪れていた。もちろん、まふゆも、である。夏編の最終ポイントで、最初にこにたどり着いたときはさすがにコントローラを握ってかなり考え込んだぞ。 ちなみに市電の幌南小学校前で降りると近い。この近辺居住、ということはまふゆたん市電でご出勤だろうか。 『夏 男は女を見つける。青春の光と影』 カップル冬冒頭、新千歳空港で出迎えに来たまふゆに男のほうがつい見入ってしまい、女性にドヤされてしまう。まふゆの正体を知ったらどんな修羅場になったことやら。(add 2003.12.12) 甘い香り冬編で、主人公が寝せられるベッドから漂ってくる。まふゆの移り香か、あわよくば何かするつもりだったのかは不明。おまえも恋をとるのか?京子編・笙子編の冬に冬真が言う台詞。まふゆ編を一度クリアしてから聞くとけっこうこたえる。 冬真不在笙子/京子編とまふゆ編は実は平行して進行が可能で、ここで最後の最後で笙子/京子に転ぶと、冬編では誰もいない森永宅に泊る、というかなり物悲しい状況になる、というかそういうことしときながら、そもそも頼るなよと思うが。冬真とまふゆまふゆにとって冬真は、あくまで世を忍ぶ仮の姿のであり、正直その時間は苦悩に満ちたものであったはずだ。だが、やはり20年という『冬真』の時間が消えるわけではない。何より、まふゆと主人公を『引き合わせた』のは冬真だったのだから。夏編の冬真に、主人公との友情を確かめるような言動が続くのはそのあたりの葛藤故であろうか。 冬編に入り、まふゆと名乗れるようになってから、ようやく彼女は冬真を受け入れることができたようだ。 「あたしの中の冬真くんも感謝してる」 ブールミンのママ年季の入ったたぶん手術済の人。姉御肌(と言っていいのか)の人のようで、まふゆと主人公を応援してくれる。この人の語る言葉は非常に重く、ある意味このシナリオのキーパースンといえるかもしれない。 一級建築士の免許あり。心と体は女でもギャグセンスがオヤジ。 ナイトクラブ・ブルーミンススキノにあるいわゆるオカマバー。まふゆのバイト先。冬真がいないとお化け屋敷になる、とはママの弁。ママのお姿で言われると大変な説得力である。なお、お代はお安くなく、学生如きがうかつに入ってしまうと有り金全部絞られるハメになるので要注意。 「MORE」(モア)まふゆのステージレパートリー。80年代アン・ルイス風のロック歌謡。曲調もさることながら、『私のユメは夜に咲く』てあたりの歌詞の言語センスのそれっぽさが実に雰囲気。きっと作詞森雪之丞か松本隆。(up 2003.12.12) 水着冬の川湯行きの途上で立ち寄る屈斜路湖の露天風呂で拝める。主人公、まだちょっと女心がわかっていない。 それはともかく将来的には、ちゃんと『女になる』つもりである事がまふゆの口から語られる。 川湯温泉(かわゆおんせん)屈斜路湖と摩周湖のちょうど中間あたりに位置する北海道有数の温泉街。冬期期間中、人工ダイヤモンドダストを降らせるイベントを行っていることで有名。その幻想的な光景は、ゲームでもムービーで堪能できる。 まふゆ編の終着地、にしてこのゲーム全ての終着点。 ここまでたどり着いたら、このゲームの物語の中で『ダイヤモンドダスト』がどういう意味を持っていたかを思い起こしてみて欲しい。 まふゆが主人公に見せるのが『つくりもののダイヤモンドダスト』、主人公がまふゆに見せるのが『ほんもののダイヤモンドダスト』。 それぞれが、まふゆの不安、そしてそれに応える主人公の誓いの証となっているのがわかるはずだ。 『そして、冬。物語は純化する』 Scenario Memo
ボリューム自体は意外と少ないのだが、やはり衝撃度では一番である。夏編は微妙な選択肢が多いのと、携帯占いがわかりにくいので丁寧に進めること。
とりあえず、最初の夏果に対する選択肢(おまえに・・・)と、2日目の大通公園でのシナリオ起動イベントは落とさないように。 このシナリオで唸らされるのは、残り6本のシナリオをまるまる伏線にあてている、ということだろう。 もちろん直接的には札幌編ふたつだが、 ラストも各キャラエンディングでの『ダイヤモンドダスト=愛の成就』というシナリオを見てきている、という前提でないと意味が伝わりにくいだろう。 そしてこのラストで語られるのは、性別という区分すら越えた(そういう意味でも典型的な『男女のラブストーリー』である温子シナリオと対をなす)、純粋な愛なのである。 このゲームそのものの真のエンディングと言っても過言ではないだろう。 いずれにしろこれから『北へ。Diamond Dust』をプレイするなら、ゆっくりでいいからここまでたどり着いて欲しいと思う。 After....
・・・それなりに順応してるなあ・・・悪友連・・・。
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