ずっと昔にこわれたもの。ずっとずっとほしかったもの。誰にも話したことのない ずっとずっと探してたもの。 夏の風がはこんでくれた 遠い場所からはこんでくれた。 いっしょに探してくれる人 いっしょにつくってくれる人 あなたと築く未来なら ずっとずっと壊れない
名前:茜木 温子(あかねぎ あつこ) 年齢:20歳 誕生日:1983年8月2日 CV:石原絵里子 函館港の朝市に店を構える茜木鮮魚店の一人娘。 『魚屋の看板娘』のイメージどおり、明るく威勢がよくてちょっとおっちょこちょい。さらに強度の魚オタクで雑談をしていてもなぜか『若者は魚を食え』という結論に達したりする。 父親を早くに亡くしているためか、家族や家庭といったものに対しての思い入れが深いようで、その象徴である家業を非常に大事にしている。その一方で、結婚願望も強く、そのせいか茜木姓を嫌っている。 その事を知ってか知らずか、母親の早苗は取引のある資産家の一人息子に温子を嫁がせようと話を進めていた。だが、それは温子のこれまでの人生、そしてこれからの人生、そして温子自身を全て否定するものであった。温子は母親への思いと自分自身の素直な気持ちとの板ばさみにあって苦しむこととなる。 そんな夏の日、夏休みを利用して北海道を訪れた一人の青年と出会う。彼女の心を理解し、優しく包んでくれる青年に温子は急速に惹かれていく。 その短い夏に、未来を共に歩むべき者を見つけた温子は、その胸に飛び込んでいく。 一見がさつで気風がよく見えるが、その実大変な気配りの人。周囲に迷惑をかけまいと自分自身の悩みや本心を外に出さずに一人で抱え込んでしまう。 恋愛に関しては、それそのものよりもその先に築く未来に目が行っているようだ。 童顔だがこれでも成人。ぬるこって言うな。なお、酒癖はあまりよろしくない。 OPアニメなどを見ると事実上のメインヒロインとして想定されているようである。 このゲームの場合システム上メインヒロインというのは存在しないのだが、この人の場合、主人公が何とかしてやらないと不幸になる確率無闇に高そうな人なので、そういう意味では確かにメインヒロインではある。 (up 2003.12.12)
Keywords佐々木秀典(ささき ひでのり)CV:高戸靖弘函館在住の主人公の友人。 見た目同様非常にのんびりしたタイプ。一応教師を目指しているという設定らしいが、特に何かあるわけでもない。服のセンスと食い物の好みが温子と同じなため、意外と意気投合しそうである。酒は底無し。 なおバッドエンドで大活躍するので、ファン(いるのか)必見。。 源さん(げんさん)茜木鮮魚店の店員で、気さくでがらっぱちな『いかにも』な魚屋のおじさんである。神宮司の家を嫌っており(当然だが)、そこに嫁に入れられそうになる温子には同情的で、『あんちゃん』こと主人公との仲を何かととりもってくれる。二人の最大の恩人かもしれない。 酒好きで配達があるのを忘れて朝から飲んでいたりするが、たぶん2度目は温子にデートの口実を与えるためにわざとやったのだろうと思う。 カラオケでは演歌しか歌わない、と温子がボヤくが、50がらみのおっさんにJ-POPとか歌われたらそれはそれで困るのではないか。 茜木早苗(あかねぎ さなえ)CV:柳沢真由美温子の母親。旧姓釜田。 元々神宮司家の現当主との結婚話があったのだが、それを断り、駆け落ち同然で一緒になったという過去を持つ。 その夫を亡くした後、鮮魚店を切り盛りしつつ女手ひとつで娘を育てた肝っ玉女将である。ただし、経営自体はそれほど上手くいっているとは言い難いようで、そのため温子の生家を人手に渡してしまい、さらには温子自身にもお洒落や進学をさせてやれなかったことを負い目に感じていた。 そのためによかれと思って進めていた資産家・神宮司家との結婚話であったが、それが結果として温子を苦しめることとなってしまった。 最終的には温子の選択を認め、応援することとなるが、巡り合せの不思議に心のどこかで嘆息してるかもしれない。 自動車の運転は幼少時の温子が失神するほど強烈。とめてくださいおかあさんもっとちゃんと。ああ、おじいちゃんが にげてー!。 温子の父旧家・釜田の一人娘をかっさらう形で結婚した、主人公プロトタイプ。既にこの世の人ではない。函館山に花火を見に行ったのが温子にとっておそらく最後の思い出なのだろう。両親と、そして彼氏ともう一度花火を見に来る、という約束はようやく果たされるようである。 神宮司実(じんぐうじ みのる)CV:今村 卓博函館郊外で、大きな旅館を経営する神宮司家の長男にして次期当主。 青年実業家風の優男で、眉目も悪くなく、かつては温子も片思いをしていた。 だが性格は強引で独善的。他人の気持ちをほとんど斟酌することが出来ず、さらに歪んだエリート意識の持ち主で市井の人々を完全に見下している。この性格で人心掌握が命であるサービス業のトップが勤まるのか非常に疑問。 それでも温子に対しては本気で惚れていたようで、夏編ラストでは一晩中探し回ってくれていたりする。ただ、そこで一度はあきらめた風を言っておきながら、その後本家に再度とりなしを頼むなど、こっち方面でも腰が据わらないことおびただしい。 こんな奴が当主じゃ神宮司家は長くないと思うぞ。 ゲーム中では、何度か朝市で会うことができる。必須イベントではないものの会っておくと『こいつにだけは絶対温子を渡せねえ』という気分になるので、話を盛り上げるためにぜひ会っておきたい。 神宮司の女将劇中には未登場。魚を配達にいくたび源さんや温子にさんざんイヤミを言う鼻持ちならない人物のようである。実のメンタリティに多分に影響を与えているものと思われる。 茜木鮮魚店函館朝市内にある小さな鮮魚店。可愛い看板娘・のち若女将が元気に切り盛りしている。地方発送も承ってくれるので、遠距離恋愛の相手にクリスマスプレゼントとしてカニを送ったりもできるぞ。 激突ヒロインと出会い頭にぶつかって、というのは恋愛モノの始まりの王道ではあるが、イカをぶちまけられた上、海産物ケースをぶん投げられたなどという出会いは、多分空前にして絶後だろう。ともあれ函館朝市の、この偶発事故から2人の物語は始まる。 (add 2003.12.12) イカ最高冒頭でイカまみれにされた主人公に汚れた服の代わりに、と渡してくれるすさまじい柄のTシャツ。さらに在庫があるところを見ると茜木鮮魚店オリジナルなのかも。そんなもん作ってるから経営が苦しくなるんじゃないのか。 イカ羊羹函館柳屋謹製のたいへんインパクトのあるお菓子。実在品なところが怖い。本物は1日50個の限定生産品。温子の場合店内に常備してそうである。 函館市郊外の空地かつての茜木家のあった土地で現在は更地。神宮司家がシーフードレストランを建て、温子を雇い入れようとしていた。 実なりの温子への愛情表現だったのだろうが、そこに彼女がどんな思いを残しているのかを少しでも慮れれば、それがいかに無神経な事かわかるのではと思うのだが。 イベント時、『函館朝市』で移動すると登場する場所である。 金髪碧眼の女性一度目のお茶で、カチューシャに進むと話が聞ける。この店で金髪碧眼というと、やはり前作のターニャ・リピンスキーその人が想起されるが、真実の程は不明。 女体盛海産物の刺身を、非常に特殊な皿(笑)に盛り付けるアダルトな料理。いくら魚好きだからってさすがに、女盛りを読み違うことはあんまりないと思うぞ温子。なお、喫茶店など公衆の面前で若い婦女子が大声で叫んでいい言葉ではないので注意するように。 高校時代友達同士で騒いだり、他人の告白を冷かしたり、と普通の女子高生としてそれなりに楽しい時代だったようである。だが、それをたかだか20年の人生で『一番楽しかった』と回想してしまわなければいけないあたりが、温子が神宮司との結婚生活に抱いていたイメージと、それを受け入れらなければいけない諦観をよく表している。 新中野ダム(しんなかのだむ)函館市の郊外にあるダム湖で、夏編の一回目のデートで行ける。山間の美しい人造湖で、市内の小学校の遠足などに使われるが、北海道らしく熊が出たりするのではぐれるとかなり怖い。 温子の初恋の思い出(笑)の地である。 (add 2004/01/02) ウェディングドレス序盤のデートで四方山話が結婚に及んだ時に、温子が漏らした憧れの婚礼衣装。「でもうちは和式だろうな」みたいな事を言ってるところから、このあたりでは旧家である神宮司との結婚をもう半ば受け入れるつもりだったようだ。 ここから1ヶ月経たずに全てがひっくり返ってしまうのだから、運命というのはわからない。 着られてよかったね。 (add 2003/12/19) ベイエリア函館港近くの古い倉庫街を利用した観光スポット。ムード満点でデートに最適だが、だからといって調子に乗って口をすべらすと、女の子を恋敵に持っていかれるので要注意。 『あんな仕事』実にとっての茜木鮮魚店での仕事のこと。デートで実に言い放たれる。温子にとっては、大事に思い、なおかつがんばっていたものを全て否定されてしまったに等しかった。 この心無い一言に、それまでも揺らいでいたであろう温子の気持ちは完全に実から離れてしまう。 立待岬(たちまちみさき)函館市の南東にある津軽海峡に面した岬。夏・2回目の配達デートの最後で必ず立ち寄ることになる。夏編前半のターニングポイントなので台詞は飛ばさないでじっくり聞いておくこと。 函館山(はこだてやま)函館の有名な夜景スポットで、亡き父と花火大会を見た思い出の場所でもある。ゲーム中では『カップルで夜景を見に来ると別れる』というジンクスがある事になっているのだが、これがハッピーエンドとバッドエンド双方に上手く生かされているのが非常に印象深い。 バッドエンド温子シナリオには都合2箇所のバッドエンドルートがあり、双方とも温子が神宮司と結婚することとなるが、そこまで色々と事情を知ってきてるだけに見ると本気で凹む。特に、夏編ラストで失敗するとやけに早く結婚のお知らせがついて、できちゃった婚かよ!という妄想がムクムクと湧き上がって殺意すら覚える。 しかもソレをCGを埋めるために絶対に見なきゃいけないという何かのイヤガラセのような仕様が素敵である。 特別な夜温子シナリオ最大の問題部分。具体的には夏編最終盤で発生する健康な成人男女同じ部屋でお泊りイベント。なお、必須イベントで、ここをクリアしないとバッド直行となる。 どうみても行くとこまで行ったと考えるのが妥当なのだが、それにしては冬編でまた部屋が別だったり、ラストで妙に純愛な台詞(苦笑)が出たりとちょっと辻褄が合わないような感じではある。 まあ二人とも初めてなもんで無我夢中で終わっちゃって(よくあることだ)、何があったかよく覚えてないんで、もっぺん仕切りなおししよう、ちう話になったってあたりだろうか。 冬編の旅行は家族にも知られてるんでさすがに大っぴらに同衾はできなかった、て事情もありそうではある。 城岱牧場(しろたいぼくじょう)函館近郊・七坂町にある町営牧場。函館山に対する『裏夜景』スポットとして知られる。夏編ハッピーエンドの最終地点で、こちらでもいわば『裏函館山』とでも言うべき扱いになっている。 実在の土地を舞台にした『ご当地物』ならではの気の効いた演出といえる。 (add 2003/12/19) 温子ちゃんぱーんち夏編ラストで、主人公を見送る温子が繰り出す可愛い照れ隠し。でもグー。あの体勢だと確実にチンとかベリーとかハートとかに入ってそうである。日本三大蟹毛蟹・タラバ・ズワイの事。買うと結構な値段になる。温子からのクリスマスプレゼント(自称)。ちなみに茜木鮮魚店特選のソレは主人公に温子のことを一瞬忘れさせるほど美味。 込み入った事インターミッションの年賀状の一節。特別な夜を過ごしただけによもや一発命中?と思ったプレイヤーも多かろう。 激突(その2)函館空港に主人公を迎えに行った温子は、主人公と再度激突を果たす。今回はブチまけるようなものを持ち歩いていなかったのが不幸中の幸いであったよいえよう。 (add 2003/12/19) スパイク付の靴冬編冒頭、函館駅で北海道の冬を過ごすのに必要と温子から購入を勧められる。まあ確かに3泊4日の旅行で買うもんでもないだろうが、どうせ一生ものになるんだし、ね。 「GO!NEXT」(ごーねくすと)温子のカラオケレパートリー。90年代末ガールポップ調。BGMバージョンで聞いてたときはこんなにアップテンポだとは思わなかった。 こんな時に何話してるのかしらそれを言ってはいけません(その1)釜田むめを(かまた むめお)釜田家の当主で、温子の曾祖母に当たる。ゆうに90は越していそうだが、非常にかくしゃくとしたお婆ちゃんである。 目下の悩みはちょっと止まっているとすぐ粗忽者の曾孫が、アッチに行ったと勘違いすること。 温子のとのヨリを戻したい、と神宮司から泣きつかれて、現在のムコ候補である主人公を品定めすることとなる。そして主人公は見事眼鏡にかない、晴れて茜木鮮魚店の次期店長の座を射止める(あれ?)。 もっとも、女一人自分でモノにできずに挙句に他力本願にすがるような男と、遠く離れていながらも女心をしっりと繋ぎ止めている男とどっちが可愛い曾孫を預けるにふさわしいかは、会わずともほぼわかっていた様子ではあるが。そのへんは年の功の駆け引きという奴であろう。 「ぬし・・・一つだけ言っておく・・・・苦労するぞ・・・」 前原啓介(まえはら けいすけ)CV:中井 将貴旭川在住の主人公の友人。 冬編デート時に車の手配をしてくれるが、持ち前のハイテンションで温子を不安に陥れる。 あとものすごくどうでもいいことだが、前原の冬服が見られるのはなぜかここだけ。 層雲峡(そううんきょう)大雪山系上川町にある温子冬編の終着地。凍りついた滝の圧倒的な奇観などを見物しつつ今度は部屋別でお泊り。特に夜這いとかはしない。ちぇ。 そして翌朝、未来を共に歩む事を誓った2人を光り輝く夜明けが祝福する。、 Scenario Memo
夏編はゲーム中、最も密度とボリューム感の高いシナリオで、完成度&感情移入度も高い。
観光地デートへの流れも自然で、問題の最終日の展開もそれ以前からの流れでいくとこうしかならないよね、と思える。 それだけに冬編との不整合が惜しまれる。 夏編の攻略は基本的に携帯占いに沿っていれば間違いないが、『友だちの話を聞こう』な事を言われた場合は、15:00までに佐々木宅に戻ること。その後17:00に該当個所に移動でイベントが発生する。 その後日のデートイベントは大沼を選ぶと冬編とのつなぎがいい。花火の日は、午後7:00には佐々木宅で待機、イベントが起きたら即『観光地』に『移動』で、思い出の場所に行く。 最終日のデートは、もちろん帰さないこと。 冬編はゴッドマザーとの対話内容でその後のイベントが分岐する。CGが埋まるルートがあるので、セーブするなら2日目で。 冬編の展開は波乱万丈の夏編と比べてたいへんのほほんとしているので、心行くまで温子さんに萌えられるのが嬉しい。 なお、告白ムービー冒頭のダイヤモンドダストはたぶん合成じゃない本物。 After....
恋愛ゲームの個別EDで同年代キャラの花嫁姿、というのは意外と珍しいかもしれない。
式場の背景が旭川・雪の美術館内と同一だが同所かは不明。二人の思い出の地で、という事ならありそうな話ではあるが。 時間的にはゲームから2、3年後というところか。とりあえず主人公には長生きしてほしいものである。 ▲MAIN Original Photo by (c)Tomoyuki.U (http://www.yunphoto.net) |