ありがと。
あー、熱いコーヒーしみるわー。
さすがにゆうべはちょっと飛ばしすぎたかもー。
うーん。こういう時、もう若くない、てしみじみ思うわねー。
あ、もうだいじょぶ。醒めた醒めた。今そっち行くー。
ON AIR
※
曲は、上城リカで「MORE」でした。
こないだ飲みに入ったクラブのお姉さんが、この曲すっごくカッコよく歌ってて
ほれぼれしちゃいました。
さて、今日はちょっとジンと来るメールが届いています。
西区のラジオネーム・ナナちゃんさんです。「ちゃんさん」てことないか。
ナナちゃん、でいいですかね。
『笙子さんこんにちは。
この間のラジオで、「恋人との別れで叫びたくなったら、小樽の海水浴場あたりで
叫んでみればいい」ってアドバイスしてましたよね。
実は私、ちょっと前に彼を事故で亡くしました』
『気持の整理はつけたつもりなんですが、夜中に目をさましたりするやっぱり
泣き叫びたいほどさびしいんです。自分も彼のところに行っちゃおうか、
なんて思ったことも2回や3回じゃありません』
『そんな時に笙子さんの話を聞いて、それいいかも、と思って週末に気晴らしも兼ねて
小樽に出かけてみました。
で、海岸についたけど、叫ぶのはやっぱりちょっと恥ずかしいな、どうしようかな、
って感じでで、深呼吸を繰り返してたんですよ。』
あ、そうですか。やっぱり叫べませんか。
『そんな時に、ふっと横を見たらやっぱり深呼吸してる男の人がいました。
もしかして、と思って男の人に近づいておっかなびっくりで話してかけみると、
なんとあの時葉書を読まれたヤイチさんだったんです』
あら。
『その後、笙子さんのラジオの話で盛り上がって、それからお互いの話をして、
そして2人で叫びました。
もう思いっ切り』
あ、結局叫んだんだ。
えー、
『何回か叫んだ後、顔を見合わせました。彼、涙でぐしょぐしょになりながら
明るく笑ってました。
それを彼に言ったら、「君もだよ」って。あたしもいつの間にか、泣きながら
笑ってました』
『その後、メアドを教えあってまた会おうね、って約束して別れました。』
『これから先、どうなるかわからないけど、真っ暗な世界にいた私に、
新しい出会いと、希望をくれた笙子さんに大感謝です。
ほんとうにありがとうございました。笙子さん』
いえいえ。どうしたしまして。
こうやってリスナーのみなさんどうしが番組を通じて、心を通わせてくれるってことは、
もうすごく嬉しいし、この仕事やっててよかったーっ、てほんとに思います。
…でも、この出会いはナナちゃんと、そしてヤイチさん。
おふたりが自分自身でつかみとったものだと思います。
おふたりが悲しい過去を乗り越えようと、
思い切って、一歩を踏み出したからこその出会いだと思います。
私はそれに、ほんとうに、ほんのちょっとお手伝いをしただけです。
どうなるかわからないー、なんてナナちゃんは言ってますけど
そうやって一歩を踏み出す事の出来たおふたりなら、きっとだいじょぶだと、
私は信じてます。
私も、そんな風に自分の未来に思い切って踏み出せたらいいな、
とちょっと羨ましく思いました。
というわけで、
これからも、不肖催馬楽笙子・皆様の心と心を結ぶお手伝いに邁進する所存ですので、
なにとぞよろしくお願いいたしますー。
ではナナちゃんからのリクエストは、えーと催馬楽笙子の、
ってあたしの曲ですね。どうもありがとうございます。では、
「SHAKE!」
発信…090-**
もしもし。催馬楽ですー。今日は起きてた?
あ、わかった?
うん。すっごくうれしい事があったの!
聞いてくれる?あたしの番組でね…
※
え?もうこんな時間?
ごめん、あたしほとんどひとりで喋りっぱなしだったわね。
ん…
あたしも、聞いてほしかったな。今日の放送は。
ねえ……。
そっちで、
東京であたしの番組聞けるようになったら、うれしい?
あはは。今すぐ答えてくれなくていいわよ。
ゆっくり考えてて。
そうだな…今度会える時くらいまで。
それじゃ、おやすみ。
また電話するね。
うん