刻(とき)のどこかで
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And....

もう、その山が、かつて雷鳴山と呼ばれていたことを知るものもいない。 そう、全てが忘却の河の向こうに去った。 そして、その山の頂にある小さな森、そこに時折、 6枚羽根の、きらきら光る妖精を見ることがあるという。 その妖精は、誰かを待っているように見えるともいう。 その妖精は、帽子をかぶった妖精とたわむれているともいう。 それは、はるかな、刻のどこかの、ものがたり。