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記事No.[ 2368 ]

タイトル:レビュー:Simple2000 The推理 新たなる20の事件簿(D3パブリッシャー PS2)

作成日:2002年12月29日

カテゴリ:[VideoGame]

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http://www.d3p.co.jp/s_20/s20_017.html(公式サイト)


一部で地味に評判だった『Simple1500 The推理』の続編で、プラットフォームをPS2に変えての登場となった。→(前作レビュー

物語は前作の完全な後日談となっていて、高度化した人工知能『擬人』が普及した近未来(平成20年代らしい)の東京で起こる諸々のモメゴトを、プレイヤーはネコ型『擬人』の賢作と秘書型『擬人』のジニーさんをパートナーとして解決していく。
今回はレギュラーに中田中外務大臣(時事ネタは風化するぞ by 戸坂先輩)の娘の女子中学生、通称『お嬢』を加えて萌え度をアップさせている。
インターネットを利用したアームチェアディティクティヴというスタイルや、画面クリック方式の総当りゲームオーバーなしのシステムなどは変わらず。前作を遊んだ人なら説明書レスでプレイ可能。
ついでに推理じゃねえっぷりも変わらず、というかもうこの部分に関しては更にシンニュウがかったちゅーかターボ全開ちゅーかスタンピードちゅーか。もう完全に『The推理』ではなく『The ミステリ仕立てのクイズが挿入される近未来SFノベルゲーム』と化している。

シナリオ自体は極めてよくできた部類に入る。単なるネタだと思った様々なガジェットが、ストーリーが進むにつれパズルのピースをハメこむようにきれいに物語の一部となっていく様は見事というほかはない。
ただ物語の核心となる後半は、『擬人』技術に関わる陰謀を巡るかなり重い内容となり、 幻の冷やし中華の味を探求していた前半でのノーテンキラキラ具合と相当のギャップがあり、また前作のライトさからかなり隔たった内容になっているのは好き嫌いの分かれるところかもしれない。特にある意味救いのない結末は『それはねーんじゃねーの?』とか思うかも。

いずれにしろSF好き&ノベルゲー好きはプレイしてみる価値はアリだろう。プレイ時間は3、4時間程度。廉価DVD一本分くらいのコストパフォーマンスなんで正月休の午後にもプレイ可能。また、前作が未プレイならできるだけそっちを遊んでからのプレイ推奨。そうじゃないとよくわからない状況や設定があったりするのもさることながら、キャラクターに対する思い入れがあるとないとではストーリーの重みがかなり違ってくるんで。
推理部分は結構頭を使うんで推理ゲーム好きの人もそこそこ楽しめるとは思うが、ちょいと強引なネタが多いかもなんでやっぱり一種の『頭の体操』くらいに考えたほうがいいと思う。あと画面のポインティング範囲がちょっとアバウトなのが操作上の難点。


で、それはそれとして、だ。今回新たな要素として、舞台となる南東京市の公式HPを参照しての推理ってシチュエーションがあるんだがこれが公式マスコット擬人が萌えキャラだわ掲示板の背景が茶色のレンガだわ市民さんだわキャップ付けられるわの大層なアレっぷり。




あー南ちゃん、もえー

本家行くと八頭身のモナーが出迎えてくれたりするのか。やっぱり。

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