タイトル:バラの「青」阻む遺伝子を特定 |
作成日:2005年06月09日 |
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http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0609/nto0609_5.asp(東奥日報)
英語で不可能の代名詞であり、それゆえに遺伝子操作技術のシンボルというかベンチマークとなった感のある「青いバラ」、世界中のバイオテクノロジーの精鋭が実現のために様々なアプローチを行っているが、このたび青森県の県グリーンセンターではこの「ブルーローズ」の原因のひとつとみられる遺伝子の特定及び取り出しに成功した。
サントリーの研究所で青いバラが咲いた、との報があったのは記憶に新しいが、あちらのやり方は遺伝子を外から青い色を「持ち込む」方法、対するグリーセンターが行っているのは、青い色を「引っ張り出す」アプローチ、という事でいいのであろうか
こういう話に今ひとつ乗り切れない私立文系。
それはともかく、このアプローチで興味を惹かれるのが「何で青くならないようになっていたのか」という事であろう。
適者生存、という観点からいえば、このバラが持っている「青くなる」因子というのは進化の過程で種の存続に不具合が生じる、あるいは不要ということで封じられていたもののはずだ。
いわばバグがあったんでコメントアウトしていたソースコードみたいなもんだろう。
それを復活させるということはとりもなおさず、できあがったバラに何らかの脆弱性、あるいは冗長性を付与する、ということになるんじゃなかろうか。
それは色素の化学的な組成自体が生体に何らかの影響を与えるのかもしれないし、あるいは単純に青という色自体が自然界で生息するのに不都合な部分があるのかもしれない。
どちらにしろ、作れることは作れても種として定着させるのがかなり難しそうな気がするんだが、そのへんはどうなんだろうか。
もちろん青いバラ自体を見るのも楽しみだが、その研究を通じて解明される自然というシステムの試行錯誤の過程、というのもかなり面白そうではあるな。
お返事遅くなりましたー。
なるほど。乱暴な理解で言うと「ロックを外す」感じなんですね。
人間で言うと尻尾を形成する遺伝子みたいなもんなんでしょうか。恐らく気象天象といった環境の変化への対応の結果なのかもしれませんね。
まるっきりの素人考えなんですが、花粉を媒介する昆虫の誘引あたりに問題が出た、とか。
あと種としての定着が悪いほど商業的には成功しやすい、というのは納得です。
確かにレアアイテムがもてはやされるのは現実もゲームもいっしょですね(w。
はじめまして。面白そうなので調べてみました。
http://www.nature.com/nature/journal/v435/n7043/abs/nature435757a.html
アブストラクトはこれのようです。nifty翻訳使いながら読むと、色決定に関してバッティングしている遺伝子があって、バラに固有の片方を取り除くと青く出来るみたいです。バラに余計な遺伝子がついたのか、他の花からはとれてしまったのかは、私にはわかりませんが、生死に寄与しない遺伝子も多いですし。
理系の末席にいても生物には縁遠いので私の理解が正しいかは今ひとつ自信が……。
そうそう、種として定着しにくいほうが利益を生む可能性はありますね。