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記事No.[ 3606 ]

タイトル:「ホームページ」という言葉

作成日:2005年11月08日

カテゴリ:[Site]

コメント:5

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無断リンクの勘違い(はてなブックマーク経由 妄想科学日報)
>ホームページ、という俗称がその勘違いを助長するのだろうが、Webサイトはあなたの家ではない。

まあ確かにアイコンなんかほとんど家マークだしなあ。
このhomeという単語、手持ちの英和辞典(講談社学術文庫)によれば
1.家庭
2.自宅
3.生家
4.故郷・本国
5.原産地・生息地
6.休息所・孤児院
7.根拠地
8.[運]ゴール・決勝点[野球]本塁
という意味がある。上で言ってる「勘違いなヒト」が考えているのは1.か2.の意味だろう。
だが実際には、「home page」という場合のhomeは、4.あるいは7.のニュアンスが近いのだ。

以下わかってる方は読み飛ばしていい解説or再確認。
unix系なんかの階層式のファイル管理システムを持つOSには、ユーザーが自由に使える記憶領域(まあハードディスクですね)の最上位階層を示す「home directry」というタームがある。現在、慣用されている「home page」という呼び方は、これを引き継いでというかまんま横滑りさせた用法で、本来の意味するところは「Webサイトという階層式データのカタマリの最上層」なのである。
(11/09追記:
なお、本来homepageというタームは、ブラウザのスタート時に表示されるページを意味する。現状での慣用である「Webサイトの最上層」を指す用法も厳密には誤用)

だから、「ホームページにアクセスしてね」というのは、「このデータのカタマリは、このアドレスにあるデータを最初に見ると閲覧がしやすいですよ」という意味なのだ。これを指し示すために「家」マークのアイコンなんかが付いているのは実は一種のシャレにすぎないのだ。

だから、もし最初に書いたような「勘違い」をなくす方向にしたいのであれば、

「ホームページ」のホームとは「マイホーム」のホームではなく、「ホームグラウンド」、あるいは「ホームとアウェー」のホームです。

って説明すればいいんじゃないんだろうか。あなたがWeb上で何かを公開するための「本拠地」なのですよ、と。
たとえ二桁の点数を取られる試合しかできなくても「フルキャスト宮城には来ないで下さい」(これはフィクションです)、とは言えないように、「ここは自分の好きなことを書くのですから来ないで下さい」、とは言えないのだ。原理原則としては。

個人的には「人が嫌がる事はなるべくしないようにしよう」という幼稚園の先生のお言葉を身上としているので、「無断リンク禁止」と書いてあれば、個人のページに関しては応じる事にしている。それはリンクや紹介をやめる事も含めて、であるが。

ただねえ、「そういう事いう人」を一々あげつらうのもオトナの態度としちゃどうよ、って感がちょっとだけあるのも確か。別に実害がないんだったら好きにさせてあげればいーじゃん、みたいな。
そういう人たちは人たちで、「世界の中心で気にされない」リスクを背負ってるんだろうからさあ。

あ、それから公的機関や法人に関しては、「無断リンク禁止」てのはナンセンスな。
何のためにWeb上にデータ置いてるんだ、と言いてえ。そういうとこには。

(11/09;コメントのご指摘によって、内容を若干修正しました)

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記事[ 「ホームページ」という言葉 ]へのコメント
Diska さんのコメント November 8, 2005 07:17 PM

トピックとズレるのは承知してるつもりなのですが、一応モヒカン的ツッコミを一点。

>本来の意味するところは
世間的に慣用されてないとは思いますが、ホームページという言葉の「本来」ということですと、Netscape用語で「起動時、およびHomeボタンを押したときに表示されるページ」であって、原理主義的には「わたしのホームページはhttp://www.google.co.jp/です」とかいう言い方が正しい、と思います。

参考:
http://ja.wikipedia.org/wiki/ホームページ

kimlla さんのコメント November 9, 2005 01:36 AM

どもです。
確かにそうですね>Homepageの由来。
これはこちらの認識違い&言葉足らずだったと思います。ご指摘どうもでした。

しかし、「Webサイトの最上層」をホームページっていう慣用はどのあたりが期限なんでしょうね。自分が最初にサイトを立ち上げた1997年頃にはもうそう呼ばれてたような気がするんですが。

通りすがり さんのコメント November 9, 2005 04:23 PM

少なくとも Mosaic の家ボタンまでは遡るでしょう。

マシン語 さんのコメント November 9, 2005 10:30 PM

「フルキャスト宮城には来ないで下さい」に笑いました。
そうか、ストで試合ボイコットすれば無敗のチームと名乗れるわけか。

ホームページの誤用は95年頃の時点で流通してましたね。
それに対して「ホームページ?あぁWebページの事ね。」と嫌味っぽく応じていた自分は青かった。
ほめぱげなる怖気のする読み方もありました…廃れて何よりですが。

kimlla さんのコメント November 9, 2005 11:24 PM

なぜオタは一般人の技術用語ミスを見つけると薄笑いを浮かべるだけで正解を教えてあげませんか(女豹のほめぱげ風挨拶)。
それはともかく、コメント読んでてふと気付いたんですが、WWWが立ち上がった当初、それこそMozaicしかなかったような時代はポータルも検索エンジンもこの世になかったわけで、実はブラウザのスタートページ=自分で構築したサイトのトップってケースがかなり多かったんじゃないでしょうか。
そう考えていくと、本来の意味(スタートページ)から、Webサイトのトップページへと意味が派生していった過程も何となく理解できるような気がします。
実際のところどうだかはわからないんですが。

あとまったく関係ないですが、三木谷にはせっかくノムさん呼んだんだから、選手にあんまり金ケチるなよと言いたいです。心から。


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