タイトル:死後の世界 |
作成日:2005年02月18日 |
カテゴリ:[Site] |
死後もグーグルで永遠の命を(hotwired)
アメリカはニューオリンズで開かれているアーティストの展覧会で、一風変わったソフトウェア・プロジェクトが展示されている。
この展示会は『ハイドリオタフィア:ニューオリンズのアーティストがデザインする自らの骨壺』と題された展示会で、その名の通り、アーティストたちが自分が死んだ後の骨壷をデザインする、というもの。
この展示会に、デヴィッド・サリバン氏(David Sullivan)が出品したのが『エゴマシン』と呼ばれるプログラムのプロトタイプ。
これが何か、というと要はGoogleから『David Sullivan』氏について描かれたWebサイトを検索、ULRをデータベースに登録し、その数によって画面上のサリバン氏の容姿が変化していくというもの。
要するに、死後、自分がどれだけネット上語られているのか、という事をヴィジュアライズしようというプロジェクトである。
氏の専門はデジタルアート。なれば、ネットの中で語られることもの方が多いはずで、そういう意味ではまことに理に叶った発想であると言える。
面白いのは、このプロジェクトの検索アルゴリズムで、わざと検索精度を落とし『David Sullivan』という単語さえ含まれえていれば、その意味合いを一切考慮せず、データとして登録されるようにしてある。
つまり、ネットで語られている『David Sullivan』が、かのアーティストのことだろうがペットのコモリガエルに付けた名前だろうが、氏のことについて語っているとみなすのだ。さながら、全世界で『David Sullivan』がオンリーワンであるかのように。
「その方が自分の『エゴ』らしいから」
という説明が実にアーティストっぽくてイカしていると思う。
しかし、よくアニメなんかで死んだ人が空にでっかく映って、主人公が「キミはいつまでも僕たちの胸の中に生き続けているぞ!」とかいうシーンがあるんだけど、将来的にはソレが、「君はいつまでもぐぐるさんの中に生きているぞ!」とか言うようになるんであろうか。
オタにとっちゃそっちの方が本望なような気もするけどな。