タイトル:NHKのおしごと |
作成日:2005年01月03日 |
カテゴリ:[Objection] |
コメント:3 |
つうてもHikikomori はなくてHousouのほうの話だ。
各所で出てるお話だけど、紅白歌合戦の視聴率が過去最低だったそうで、「史上最高」と言ってしまった海老沢会長の面目丸つぶれ。立場上「今年の紅白はつまんないから見なくていいです」たぁ言えないだろうから、そういう意味じゃ間が悪かったというか泣き面に蜂、みたいな状況ではあったのだけれど。
まあ、もう事前情報のどれを取っても絶対に面白くなさそう、というかここまで何も興味がもてない紅白てのも近年なかったわけで、なんつうか「さもありなん」てのが正直な感想ではある。
ともかく、目先の流行り物に頼っての安直なつくりじゃ、民放バラエティが劣化したようなシロモノになってしまうのは必定。そもそも、NHKの番組というモノ自体がそれほどハジけることを許されないのだから、無理にはしゃいでも痛々しいだけである。
おんなじアイタタ番組なら、曙がマットに転がる(物理的にも)アイタタな様を見た方が数十倍面白いに決まっている。
数字を取るつもりなら、もすこし頭使えよ、としか言えない。
ただ紅白ってそんなに視聴率をガタガタ言う番組なんだろうか?。
NHKは放送局というメディアでありながら、「日本中のほぼどこでも視聴できること」を義務付けられた、いわば一種のインフラである。地震が起こったときに、とりあえずNHKにチャンネルを合わせてみる、という諸兄は案外多いのではないか。
そういう役目を担っているからこそ受信料という課金を視聴可能な世帯から徴収しているのだ。
さて、ここで『紅白』を見ない視聴者がその時間何をやっていたか、ということだ。
もちろん、裏の各種格闘技を見ていた方も多かろうし、ゲームでそれどこじゃなかった、という方、DVDを見ていた方なんてのもいるだろう。まだ、CS/BSのようなペイTVを見ていた方もいらっしゃるだろう。
そもそも、テレビなんか見ないで外出していた、なんて御仁もかなりいらっしゃるのではないか。
もはや、「大晦日の過ごし方」は、1年の他の日と同じように一律ではないのだ。
だが、経済的や社会的な、種々の理由でそんな「一律でない過ごし方」ができない方々というのも相当数いらっしゃるはずなのだし、今現在「そーいう過ごし方」をなさってる方でも、将来のスッ転び方によってはいつ「一律でない過ごし方」ができない状況にならないとも限らない。
そういった人たちにだって、年の瀬のひと時に娯楽を享受する権利はあるはずなのだ。
そんな時に誰がそういった娯楽を提供できるのか?
こう考えていくと、紅白歌合戦の立ち位置というのは、実は『コンテンツのインフラ』であって、『そこにある』事自体に意義がある番組なんじゃなかろうか。
だから、視聴率が多少上下しようが、そこにあらねばならないモノ。そんな風に思えるのだ。
そもそも、他のマスコミ(と、それを疑わない人々)は、NHKが何かやらかすとすぐに「公共放送」という事で指弾するのに、こういう場面でだけ一般の民放とおんなじ扱いをするのはおかしいだろう。
視聴率というのは、あるテレビ番組の商用パッケージとしての価値基準のバロメーターでしかない。インフラであるNHKには別の価値基準が当てはめられてしかるべきだろう。
そういった部分を考慮しない、いわばダブスルスタンダードの煽りが、逆に紅白をつまらなくしている一因だと思う。
個人的には、不必要なバラエティ部分を取り除き、淡々と歌を流してくれる、そんな紅白がいいと思う。
その年を歌で振り返りながら、年越しの準備をする、というのは中々素敵なことじゃないかと思う。
たとえマツケンサンバでも。
一人二人じゃなくて、帰省した息子夫婦と3世代で年越し、なんてシチュエーションのBGVだとやっぱりPRIDEやK-1は辛いと思います。
そういう場合に適当に酒の肴にしつつ見る、てのがだいたいの紅白の視聴者層じゃないのかと思います。
確かに社会インフラはどこもかしこも動いてますから、市中ではあまりそんな感じはしませんが、やはりそういうトラッドな部分てのはそうそう変わるもんじゃない、てことでしょうかね。
というわけで、もう少し続くと思いますよ。紅白も。
小学生くらいまでは、一年で唯一夜更かしできた日である大晦日のイベントみたいな番組だったような気がします。
終るまでは起きてても良い、みたいな感じだったので〜。
だから終ると終るで寂しいですねえ。
まあ、ここ数年は一切見てないんですが。(’’;
史上最低、と言っている割に39%くらい視聴率があった訳で、個人的にはもっと酷いと思っていたんですが、まだまだ観る人は観ている訳ですなぁ。
昔に比べて、年末もあまり他の日と違う感じがしなくなった気がします。年の瀬と言えば、大掃除をしてお節を作って、いろいろ買い込んで…という風景があったんですが、昨今は、お節も作らず、買い込まなくても元旦からスーパーは営業しているし、と普段と変わらない風景がある訳ですし。
音楽で言えば、演歌の大御所から、若者向けのアイドルをひとまとめにして、どういう視聴層に受けると思ってるんでしょうかねぇ。まあ、その一年で評判になった音楽をチョイスしたらそうなってしまうんでしょうけど、いっそ世代分けして放送した方が受けるんじゃないでしょうかねぇ。