タイトル:朝比奈京子さんお誕生日おめでとうございます |
作成日:2005年02月05日 |
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という訳で、突発的にお話(妄想)が沸いてきましたので、ちと省エネですがお誕生日SSなんぞをアップしておきます。割といつも通りのネタです。引き出し少ないです。
余所様とネタ被りしてませんよーに。
よろしければどうぞー。
Without You =Kyoko=
「Hello.This is Kyoko Asahina speaking...はい…うん。あたし…」
「うん。あんまり元気じゃないかもー」
「徹夜明けー」
「時差ってもんがあるでしょーが。まったく…相変わらずなんだから」
「理由?そうねー。デビッドとの素敵な一夜、ってとこかな」
「撮影だけどね」
「あはははー。怒った怒ったー。…ごめんごめん。うふふふ。で、今日は何?」
「え、もうそんな日だった?…ほんとだ。すっかり忘れてた」
「うーん、そうねー。忙しいせいもあるけど、実感がわかないのよ」
「だってほら、誕生日の季節に雪がないって、生まれて初めてじゃない?
だからどうも調子狂っちゃうのよねー」
「ホームシックぅ?あのね、あたしを誰だと思ってるの?…って、そりゃちょっとはね。
ネットで雪祭りのニュースなんか見たりするとやっぱりちょーっとウルウルになったり
はするわよー」
「それでプレゼントといっしょにあのビデオ送ってきたの?
ま、とりあえずありがとう、って言っておくわ。で、あたしのいない北海道のご感想は?」
「…そっか…気に入ってくれたんだ…よかった…うん」
「やっぱり生まれて育った大好きな場所だもん。あなたに気に入ってもらえるのは嬉しいわよ」
「そうね。またいつか、2人で行きたいわよねー」
「うん?なぁに?」
「ビデオの感想?それをあたしに聞く?ほぉほぉ。後悔しないわね?」
「じゃあ遠慮なく言わせて貰うわよ。
「もうおっそーい。それじゃいくわよー」
「はっきり言って最っ低!」
「いい?
まずねー構図がぐっちゃぐちゃ。どうやったらあの景色をあんなにアンバランスに撮れるわけ?それから雪積もってるのにホワイトバランスの調整ロクにやらないってのは何よ。ちゃんとカメラテストやってから撮んなさいよ!それからカメラ振るときのタイミングもおかしいわよ。ともかく基本が全然なってない!一から勉強し直し!
…ってシネ研の部員にだったら言ってるところね。でもまあ、それはしょうがないとして
本当の問題はそんなことじゃないの」
「一番おっきな問題はね……肝心な被写体を撮り忘れてること」
「違う」
「はずれ」
「だからそんなものじゃないわよ。わからない?」
「しょうがないわね。特別に教えてあげるわよ。一回しか言わないからよーく聞きなさい」
「いい?じゃあ言うわよ」
あなた、よ。
「っそ。観客が何を望んでるか、ちっともわかってない、それって最っ低の監督だと思わない?」
「ほんっとにあなたって、あなたって人は……………」
「何よ!泣いてなんか…ってあなたに今更意地張ったってしょうがないよね…ごめん」
「ううん。あなたが謝る事じゃないわ。あたしは、誰のためでも、誰のせいでもなく、
あたし自身のためにここにいるんだから…」
「ありがとう…あなたで、そう言ってくれるあなたでほんとによかったな…」
!
「…言ったわね?絶対よ!絶対だからね!……待ってるからね。ひょっとすると、
待っててね…かもしれないけど、ね」
「そうね。どっちだっていいわよね。お互いに、楽しみにしましょ」
「あ、こんな時間だ。そろそろ寝るわ…」
「うふふ。ありがと。でも今日はもうこれでいいわ」
(だって、夢で会えそうだもん)
「...ううん。なんでもないなんでもない」
「じゃ、また、電話して…声、聞かせて…」
それじゃ、おやすみ…
Happy Birthday My Dear.