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記事No.[ 5047 ]

タイトル:インプレ:仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事(デカ)

作成日:2008年04月13日

カテゴリ:[Films]

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ということで見に行ってまいりました。基本的には面白かったっす。とりあえず電王ファンは払った金以上に楽しめることは確実。ただ、キバ競演とか予告編の22年前の謎とかは70年代のジョイパックとか東宝東和並に詐欺くせえような気がしないでもない、とかそんな感じ。そんなところで以下具体的な感想をちょこちょこ。

一言でいうと「普通に電王」。あるいは「オフィシャルな二次創作」。
元々がVシネ企画だったこともあってもうほんとにテレビ版の電王見てること前提。イマジンもファンガイアも仮面ライダーもデンライナーも何の説明もなく存在してるという世界観なんで、始めてみる人は何のこっちゃだと思うがそんな人が見に来る映画じゃないので問題なし。
ストーリー展開は基本的にキャラクター総出のアクションシーンのつるべ打ちの間に、警視庁から捜査協力のために派遣された、若い刑事のドラマが挿入されるという趣向。このドラマ部の配分のバランスはかなり良好。くどくなりすぎもせず、かといって印象に残らないということもない絶妙な按配で、このあたりは脚本の小林靖子の面目躍如の感あり。ただやはり今作の目玉はアクション出身の金田治監督による気合の入ったアクションシーンの数々だろう。
ライダーのバトルもさることながら、生身の人間(しかもヘタレ)な鈴木刑事のアクションがほんとに「そういう」バトルになっているあたりは地味によくできているポイント。あと最強幼女ことコハナさんがちゃんと殺陣をこなしてるのがすげえと思った。本人も、それに合わせてる相手方の役者さんもプロである。こういうところで「コドモ向け」とに安易にコミカル方向に振らないのが日本のヒーローもののいいところだと思う。

エフェクト関連は、基本的にCGIオンリー。コハナのワイヤーワークやビル爆破シーンの合成といった地味な本編サポートがメイン。見せ場としてはオーラスの時の列車バトルwithキャッスルドランというクライマックスが用意されてはいるけれど、ある意味「特撮」の本分を全うしている、といった感じ。

不満としてはやっぱりキバの扱いがちょいと小さすぎやしないか、というのが一番。ほんとにスパロボでいうところのスポット参戦扱い。。
まあ撮影時期を考えればしょうがないとも思うんだけど、せめてファンガイアはもう一匹出してほしかったなあ。あと、トリプル変身がないのもなあ。ただこれは入れようすると渡と良太郎の素顔での絡みを増やさないといけないだろうから、今回の作品趣旨とはちょい離れちゃいそうなんで、これはこれで正解なのかも。

ということで、やっぱり基本的には電王のファンムービーなので、楽しめる人には徹底的に楽しめる一本。あと細かいところあんまり気にしない人。

隣に座ってた小学生の坊ちゃん「なんでイマジンみんな実体化してるの?」とか「ゼロノスのカード使っても消えないの?」とか「渡も特異点なの?」とかそういう問いかけをされてもお父さん困ると思うぞ。
まったく将来が楽しみなお子様ではあるよなあ。

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