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記事No.[ 4721 ]

タイトル:インプレ:劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生

作成日:2007年08月09日

カテゴリ:[Films]

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冷房にやられてダウンしておりました。すんまそん。
ということで遅くなりましたがヒーロータイム映画感想続き
ネタバレるかもしんないんで一応裏に。

『仮面ライダー電王世界を駆ける』と言ったらダメですかな今年のライダー映画はであるが、まず総評としてテンポもよく見てて飽きない、まずは手堅くまとまった娯楽作品である。未放映地域でも上映するんだから、テレビに状況説明やらすなよとか色々言いたい事はあるけれど、クライマックスの4フォーム揃い踏みにはやはり燃えるもんがある。そうだよこーいうのが見たかったんだよ。小難しいリクツじゃなくて。
その4人ライダーを迎撃するガオウも存在感たっぷり。今回は大仇が一人だけとあって見せ場や電王とのカラミも多く、作品に一本筋をビシっと通している。意表を突かれたチビ電王も実にナイス。子役、うまいよなー。電王は役者さんが皆芸達者なんだけど、それに全然負けてないのがすげえやと思う。
エフェクトは基本的にCGIのみで、ちょいと淋しい気もするけど、それでもクライマックスのデンライナーvsガオライナーのバトルは思わずオモチャが欲しくなってしまう迫力。あとはバイク戦が見たかった、てくらいかなあ。

ということで、基本的にはファンなら必見というか見てないとテレビ版がワケワカメな可能性があるんで見といたほうがいい、というかなんだけど『必見』というのにはもうひとつ理由があって、今回の映画の最大のポイントは、実は今作の重要なテーマがはっきりと提示されている、という点だ。

それは『電王』の世界においては時間=記憶であるということ。
色々と臭わされてはいたし、バックステージでも語られてはいたことであるけれど、それが劇中ではっきりと語られたということは、けして小さいことではないと思う。
「誰かが覚えておればその時間はなくならない」というテーゼはおそらく作品後半の大きな軸のひとつとなるはずだ。

これが電王という物語の縦軸とすれば、横軸を走るのは良太郎とモモタロスのバディムービーである。中盤あたりの凸凹コンビが互いを思いやる心情の描写が実にいい。モモタロスほんとにいいキャラクターになったなあ。高岩&関の両人の素晴らしい仕事っぷりが今回の俺的なベスト。

おそらくこのへんが、番組後半のロードマップとなっていくのであろう。

というわけで、笑いありアクションあり、そして涙あり(ラストは真剣に泣ける)の娯楽作である。前にも書いたがファン必見の一作である。テレビ版を楽しみに見ている方は、親子連れの波を掻き分けてでも見る価値あり、といえる一本である。

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