タイトル:インプレッション:『ゲゲゲの鬼太郎』 |
作成日:2007年04月29日 |
カテゴリ:[Films] |
コメント:5
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そもそもの企画や配役からして「どうよ」の嵐の感のあった映画を観にいってきたんで感想を簡単に。
基本的には意外なほど(と言っては失礼だが)手堅く無難にまとまったファミリー向けムービー。アクションあり笑いあり涙あり下ネタあり井上真央の制服ありウェンツ瑛士のストロベリートークあり田中麗奈の生足あり、とあらゆるご家族に対してスキのないお楽しみを提供してくれる。
その代わり、といってはナンだけれども、全体に散漫で印象に残るシーンも多くない。総じて画的には出演者陣のなりきりっぷりで押し切っちゃったような、そんな感じ。
良くも悪くもテーマパーク的な連休向けバカンス映画、というのがとりあえずの自分的な評価である。
と、そんなような作品なのだけれども、原作の世界観にはそれなりに忠実でねずみ男の強欲が元で大騒動になるというストーリーの基本ラインもまんまだし、何より主人公の姉弟以外に善人が誰ひとり出てきやしない、ってあたりの人間社会ディストピア具合が実に水木しげる。妖怪が妙に下世話なのも水木的な味である。
鬼太郎もアニメ版のヒーロー的なそれよりも原作っぽいややニヒルなキャラクター付けがされていたりするんで、ヒーロー映画を期待するとちょっと裏切られるかも。
しかし、そんなマニアックなゴタクよりも何よりも、この作品の目玉は妖怪を演じる面々の素晴らしい妖怪っぷりであろう。間寛平の子泣きじじいや室井滋の砂かけばばあの特殊メイクを超えたはまり役度合もさることながら、やはり最高なのは田中麗奈の猫娘と大泉洋のねずみ男であろう。特に大泉洋ほんっとにマンガのまんま。アプライエンスもよくできてるんだけど、表情とか所作とかまず100人中105人くらいがこれぞねずみ男、と膝を打つであろう名演である。このねずみ男を見られただけで、入場料金の元は取れたというものだ。
あと田中猫娘がちゃんと化猫フェイスになるのがすげえと思った。よくこんな役受けたな田中麗奈。
ウェンツ鬼太郎については、鬼太郎の設定を年齢的に上(人間年齢で16〜7歳くらい?)に引き上げており、さらに前述のように性格をクールな方向に寄せているのでそれほど違和感はない。日本人離れした(って当たり前なのだが)マスクがうまい具合に異界の住人っぽさをかもし出していて、これはこれで納得の配役である。ただどうしても、尋常じゃない周囲のなりきり度合に比してコスプレな感じがありありなのはしょうがないところか。
あとどうでもいいがヒゲが濃いのはCGで修正したれよ、と思ったのは自分だけであろうか。
エフェクト関連は、アプライエンスによる特殊メイクとCGIが中心で、どちらも非常にいいデキである。魂入った目玉オヤジと「べとべとさん」なんてマイナーな妖怪を映像化した漢気に乾杯。
ただアクションの関係だと思うのだけど、敵役の妖狐一族がハリウッド映画狼男風メイクなのがやや浮き気味。ここは雨宮慶太ライクに狐面でもよかったかも。
アクションシーンは、スピーディーでよく撮れているとは思うけど、ロケーションが鉄道車庫(梅小路機関区)と列車の車内ということもあいまって、いまひとつダイナミックさに欠ける感あり。このあたりの地味さも見終わった後の印象の薄さの原因かも。画的には面白いんだけど。
とまあいろいろあるけれど、GWのご家族向け映画としては、まずは素直に勧められる一本であろう。上映時間中、子供がむずがる声もしなかったんで、ご家族サービスの候補に入れてもいいんじゃないかと思う。
ところでねずみ男と海老のキャッチボールをする蕎麦屋の店主が竹中直人なのはやはりマニアックなくすぐりなんであろうか。見たいんだけどビデオになってないんだよなあ。あの宇宙刑事キタロー。
× 浅田
○ 井上
浅田=フィギュアスケート
ですよね、多分。カメオで出ているのかもしれませんが…
わあ。確かに>真央さん。修正しました。教えていただき有難うございました。
おお、ドラマランド版やっと出ますか。いよいよ口から光線を吐く夏木マリが高画質で!楽しみです。
昔、ガメラ2が公開されたとき、地元のテレビ局が「仙台壊滅!」と嬉しそうに宣伝していたのをなんとなく思い出しました。
夏樹陽子ですってば。
この勢いでウソップランドのソフト化を期待するのは酷ですか。
まあどっちも似たようなもんだし(おい)。
ウソップランドDVDはちょっと欲しいですね。赤星さんのスーパーマリオとか。
※管理人のレスは遅れ気味です。どうかひとつ気長にお待ちください。
出ますよ>竹中直人版のDVD
http://nttxstore.jp/_II_D112108933
それにしてもCMがほとんど大泉なのは北海道だけなのだろうか…。
いや全然問題無いけど。