タイトル:『FX』の地平 |
作成日:2005年03月28日 |
カテゴリ:[Films] |
コメント:4 |
ちょいと借りたいDVDがあったんで久々にツタヤなんぞに。
用を済ませてふと新作チラシの棚を見てみると「風雲ライオン丸」のBOXのチラシが。ああ、そういや出るつってたよなー、と手にとって眺めてみる。と、宣伝コピーの中にちょいとひかっかる一文が。
「VFXを使用して描かれる痛快時代劇…」(大意)
ぶ、VFXぅ?ライオン丸がぁ?
VFXというのは、元々Video Effectsのスカした感じの省略形。後にVisual Effectsつー意味も追加されたが、基本的にはビデオ合成なんかの特殊効果を指す事が多い言葉である。
ご存知のように「風雲ライオン丸」は30年以上前の作品だからそもそもビデオ合成なんてもんはないし、Visual Effectsの意味にとったとしても、本作の特殊効果は基本的に実際のブツを飛ばしたりブッタ斬ったり吹き飛ばしたりして撮ってるもんであって、(使ってないってわけじゃないにせよ)作品のウリになるほどVFXを使用してる、とは言えないだろう。
いやさ、オトナの事情もあるてーのはわかるけどさあ、看板に偽りがあっちゃってたらマズいだろう。
てゆーか男らしく特撮って言わんかいトクサツってー!
なんつうのか、この手のヒーロー物を売るのに妙にカッコつけてるつもりで得意になってー、な傾向があるてのはどうも今ひとつ気に入らない。
ヒーロー物の魅力は、もちろん脚本・演出といった作品自体のデキてのもあるんだけど、それと同じくらいに、何というか、駄菓子屋の店先みたいないわば「猥雑感」とでもいうべきものにもあるのではないか。
「特撮」てタームはそういうキッチュさをも包含した単語であって、ハリウッド流のソレと単純な置き換えはできない、と思うんだがどうだろう。
ぜひ業界諸氏においては猛省を促したいところである。
あとここまでの話題とは全然関係ないんだけど、74年の「宇宙戦艦ヤマト」を「宇宙戦艦ヤマト パート1」てタイトルの商品にしちゃうのはどうなのよ。個人的には続編以降にはちょっと思うところありすぎなんで、初代は初代で完結した作品として欲しいんだけどなー。
そのうち「機動戦士 ファーストガンダム」なんてビデオが出そうで割とイヤ。
おらそくピー・プロ作品のアニメと実写を融合させた技術が現在のCG中心のVFXの先駆けであったと主張したかったのだと。
まあ確かにスチルを切り刻んだりアニメを書き足したりしてのプリミティヴなエフェクトは現在のCG主体エフェクトに通じるものがあるかもしれませんね。
ネタ系FLASHアニメに見えなくもないあたりが困りものかもしれませんが(w。
うしお先生にはぜひスペクトルマンネクサスとかタイガーセブン剣(ブレイド)とか制作して欲しかったところです。
ファーストガンダムって最初に言い始めたのF91でしたっけ。
このへんの造語感覚の鋭さはさすがソーカントクだと思うのですが、どうもその後「昔っからそう言われてた」みたいな空気になってるのが一年戦争・戦中派としてはちょっと納得がいかないところです。
手法としてはアメリカ初の巨大ロボット映画(?)「クロノス」とかでも使用されていてオーソドックスな手法ですが、やはりTVムービーとしてみると、かなり高品質だった記憶が。サハラ砂漠の遺跡とかもですが、マグマ大使のミサイル連射シーンは当時の実写じゃ無理ですね。この技術を突き詰められなかったのは残念な気もしますが、ピープロの番組は金かけたからって実際に反映されるかどうかは(以下略)。
ここらへんは管理人様の得意分野だと思いますのでぐだぐだとは書きませんが、平成ライダーはクウガとか555とか、妙にピープロの匂いが漂ってくる点が好印象だったりします。剣なんか、まさにタイガーセブン大好きを公言している會川先生の笑顔が思い浮かぶようで。
>> 機動戦士 ファーストガンダム
うわっ、凄くイヤだ。
Zetaのニューバージョンが出来がよかったなら、それでも
許せるんですが…。というか許せる出来であって欲しいぞ。