だ☆めーづ
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記事No.[ 2773 ]

タイトル:雑誌:ケンガイ 11月号(芸文社)

作成日:2004年10月17日

カテゴリ:[Biblos]

「カ・イ・カ・ン」ネタは懐かしすぎますジャスミンさん@デカレンジャーなどと思った午後に本屋を覗いてみると、棚にそんな気分にぴったりの雑誌が。
kengai00.jpg
「ケンガイ」は前にもちょっと紹介したような気がしたけれど、「出会い系」を始めとするどっちかつーとグレーゾーンより情報メインの携帯電話情報雑誌。ビデオゲームにおけるゲーラボみたいなニッチェの雑誌だと思えばよろしいかと。

この雑誌、業者の広告でだいたいモト取れちゃってるらしく、サイト紹介とか街のおねえちゃん写真といった定番記事のほかは、明らかに編集者の趣味が全開した内容になってることがあって、今月号の特集はソレ方面に大暴走した『80年代アイドル映画200』。80年代といいながら岩井俊二の『花とアリス』までフォローしている、『80年代以降アイドル映画大全』といった趣の28ページである。

内容はアイドル映画を傾向ごとに分類し、その代表作を挙げていく、という構成。肝心のつくりは、というとこれが非常にていねい。レイアウトの見易さ、掲載されたスチルの選び方など担当者が愛と情熱を最大限に注ぎ込んでいる事がよくわかる。
文章も、データ部分・考察・自分語りの各ファクターのバランスがよく取れていて、この手のオタ入った特集で陥りがちな、あんた何様だよ文になっていないのは好印象。
資料的には「これは」と思うような珍品はないが、3人娘クロニクルや他の角川映画一覧リストとか、いざって時に意外とまとまった資料が見つからない類のものがあって、これはこれで便利かな。いやそのいざって時があるかどうかはまた別として。

全体的には在りし日の『B-CLUB』を思わせる一冊で、映画を趣味と自称する人ならば手にとって見て損はしないはずだ。ただ最初に書いた通り、出会い系サイトの広告で誌面の3割くらいが埋まってる雑誌なんで、そのあたりで手が出るかどうか、てのはありそうではある。
ちなみに、(当然だけど)携帯電話雑誌コーナーに置いてあるので探すときは要注意。

なお来月号の特集は『ゲーム&ウォッチ コンプリート』で11月5日発売、とのことなのでそっち方面趣味の人は要チェキかもしれず。

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