記事No.[ 2028 ]
タイトル:宮脇俊三氏逝去 |
作成日:2003年03月03日 |
カテゴリ:[Biblos] |
コメント:0 |
宮脇俊三氏逝去
特段鉄の人、ってわけでもないんだけどこの人の鉄道関連のエッセイ好きだったんだよなあ。
氏の鉄道趣味本が楽しかったのはフェティッシュにならずに『鉄道のある景色』の楽しさ・美しさを語ってくれてたからだと思う。それがもう失われて還らない時間に属するものである、ということもちゃんとわかった上で、だ。
そのあたりが趣味本にありがちなエグ味を感じさせなかったのだろう。得がたい人だったと思う。心からご冥福をお祈りしたい。
「時刻表2万キロ」みたいなちゃんとした紀行本もいいんだけど、オタ的には新潮文庫から出ていた(絶版らしい)『夢の山岳鉄道』が個人的にお勧め。
日本中の山岳有料道路(伊豆スカイラインとか蔵王エコーラインとか)を取っ払ってそこに架空の鉄道を引っ張ろうちゅー一歩間違うと電波全開になりそうなイカした内容であるが、旅モノエッセイと妄想の弄び方のバランスが絶妙で、アンチ鉄ちゃんでも面白く読めると思う。
店頭在庫ぐらいならあるかもしんないんで見つけたら一読を。
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